日本通信の米子会社、世界初の通信時間つきATMを提供

» 2008年07月30日 23時03分 公開
[ITmedia]

 日本通信は7月30日、米国でMVNOビジネスを展開する同社連結子会社Communications Security and Compliance Technologiesが提供する無線専用線が米国のATMメーカーに採用され、世界で初めて通信時間つきATMを提供すると発表した。

 今回採用を決めたのは、米国のATMメーカーWIRED TECHNOLOGIES。競合ベンダーの中から、通信時間つきATMを売り切りで提供できるサービスを提案したContour Networksが選ばれたという。通信時間つきATMは、新たに固定専用線を敷設する必要がなく、ATMを設置する場所の制約がないほか、設置後すぐに稼動させられる。

 Contour Networksが提供する金融決済向け無線専用線では、従来の固定専用線と比較して通信コストを50分の1以下に抑えられる。なお、Contour Networksが提供する無線専用線は、固定専用線と同等以上のセキュリティが確保され、クレジットカード業界における情報保護の国際基準“ペイメントカード業界データセキュリティ基準”の認定を受けている。

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