第1回 Samsung「OMNIA」ファーストインプレッション現地版「OMNIA」レビュー(2/4 ページ)

» 2008年08月30日 03時27分 公開
[山根康宏,ITmedia]

特徴的なOMNIAの待受画面

 OMNIAのもっとも特徴的なポイントが、TouchWiz UIによる待受画面だ。

 待受画面には左側のサイドバー内に収められている各種ウィジェットを引き出して自由に配置できる。例えば、日常的によく使う時計などのアプリケーションは、メニュー画面などからたどらなくてもこれらのウィジェットから直接利用できる。また、サイドバーは隠しておくこともできるため、ウィジェットもすべてしまえば表示が一切ないシンプルな画面にもできる。

photophoto 待受画面にウィジェットを配置できる。画面左上の「Start」をタップすると、Windows Mobile標準のプルダウンメニューが現れ、画面右下の「Menu」をタップするとOMNIAのメインメニュー画面が表示される

 待受画面の上にはWindows Mobile端末でおなじみの「スタートボタン」や電波状況/バッテリー残量などのピクトアイコンが並ぶ。スタートボタンをタップすれば、スタートメニューが現れる。

 一方、画面右下の「Menu」をタップするか、本体右側面の[Menu]キーを押すと、OMNIAメインメニュー画面が表示される。メニューアイコンは3行×4列の12個が並ぶ(アイコンの位置や表示内容はカスタマイズはできない)。アプリケーションの起動はアイコンをトンとタップするだけだ。このほか、「Programs」メニューからインストール済みのすべてのアプリケーションをアルファベット順に表示できる。

 ところで、多くアプリケーションをインストールすると、画面のスクロールなどが必要となり、やや使いにくいものとなる(例えば、Windowsのスタートメニュー→すべてのプログラムを表示した時のように)。このためOMNIAは、メニュー画面とは別に任意のアプリケーションを12個登録できるショートカット機能も用意する。

 本体の操作は、搭載するモーションセンサーにより、本体を90度傾けると画面表示も連動して横向き画面に切り替わる。この連動はほぼすべてのアプリケーションで対応。例えば、メールを読むときは縦向き、メールを打つときは横向きといったように随時切り替えながら利用することも可能だ。ちなみに画面は左右どちらへも回転できる。

photophoto メニューにアプリケーションアイコンが並ぶ。よく使うアプリを最大12個までショートカット登録しておける(左)。モーションセンサーを搭載し、端末の向きと連動して画面の向きが随時切り替わる(右)

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