NECは9月8日、NTTドコモが商用サービスを予定している“Super3G”(LTE)を収容するコアネットワーク装置「EPC」の開発・製造ベンダーに選定されたことを発表した。
Super3Gは、W-CDMAの拡張技術HSDPA/HSUPAをさらに発展させた次世代高速通信規格で、下り100Mbps以上、上り50Mbps以上のデータ通信速度はを実現する。EPCは、Super3Gの高速通信を生かした映像アプリケーションなどを携帯端末間/携帯端末とデータサーバ間などに高速で転送する際に要となる装置。NECが提供するEPCは、LTEと既存の2G/3G携帯電話網からの音声やデータ通信のほか、CDMA2000や無線LANなどの3GPP標準仕様ではないネットワークとのハンドオーバも実現する。
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