ドラマで使われるケータイたち 2008年夏──au編ヤマピーはSportio、本仮屋ユイカはフルチェンケータイ re(1/2 ページ)

» 2008年09月11日 00時00分 公開
[青山祐介,ITmedia]

 平日の21時台から23時台にかけてのゴールデンタイム、地上波の民放各局は視聴率を競ってバラエティ番組やドラマを放映しているが、中でも人気と話題性が高いのが、季節ごとに新作が放映される連続モノのドラマだ。これらのドラマのほとんどに、携帯電話キャリアがスポンサーとして入っており、当然ながらそのドラマに登場するケータイは、もっぱらそのスポンサーのケータイとなっている。7月にスタートした夏クールのドラマは、9月に入って続々と最終章、最終回を迎えているが、そんなドラマで活躍するケータイをチェックした。今回はKDDIがスポンサードしているドラマを取り上げる。

 関東地区では、21時から24時にかけて、毎週15本のドラマが放映されている。その中で、KDDIがスポンサードしているのは、火曜日から木曜日の計5本。そのラインアップは火曜日がフジテレビ系列のモンスター・ペアレント」、水曜日がテレビ朝日系列の「ゴンゾウ 伝説の刑事」、木曜日がTBS系列の「渡る世間は鬼ばかり」とテレビ朝日系の「四つの嘘」、フジテレビ系列の「コード・ブルー」となっている。これらのドラマで使われているケータイは、KDDIのWebサイト内にある「アドギャラリー」で、俳優別に紹介されている。今回もこの情報を元に、さらに実際に視聴して使われているケータイを調べてみた。

女優陣にはフルチェンケータイ re、W64K、W64SAが人気

 今クールのドラマで使われているのは、やはり6月に発表された2008年夏モデルが中心だ。auの場合、うまくラインアップが分散していて、特定のモデルを使う俳優の数が多い、ということは少ないのが恒例となっている。今回もその傾向は変わっておらず、2008年夏モデルのほかに、それ以前のモデルもバランスよく登場している。

 そうした中で、もっともよく使われていたのは、外装から内蔵コンテンツまでをがらりと変えられるソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「フルチェンケータイ re」だ。auの2008年夏モデルの中でも、“外装を含めて着せ替えができる”という業界初の試みで注目を集めたモデルだけに、ドラマの中でも一目でそれと分かる存在感を放っていた。主役クラスでは「ゴンゾウ 伝説の刑事」の本仮屋ユイカにグロッシーホワイト、「コード・ブルー」の戸田恵梨香にブルーミングピンクが割り当てられていた。また同じく「コード・ブルー」のりょうがスリークシルバーを使っていたり、「モンスター・ペアレント」のゲストとして登場していた川島なお美がブルーミングピンクを使用していたりと、特に女性が使っているシーンが多かった。

PhotoPhoto ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「フルチェンケータイ re」。auの2008年夏モデルを代表する機種の1つ

 次に多かったのが京セラ製の「W64K」。厚さわずか15.4ミリというスリムなボディは、柔らかな曲線と面で構成される女性的なデザイン。そのため「渡る世間は鬼ばかり」の藤田朋子や「ゴンゾウ 伝説の刑事」の吉本菜穂子、そして番組のスポンサーではないものの、KDDIが撮影協力としてケータイを提供している「太陽と海の教室」の吉高由里子など、こちらも主に女性が手にしていた。

 京セラ製SANYOブランドの「W64SA」も、やはり女性に人気の端末だ。「ゴンゾウ 伝説の刑事」の大塚寧々と「渡る世間は鬼ばかり」の馬渕英俚可がピンクボトル、「コード・ブルー」の遊井亮子はイエローボトルと、W64SAならではの個性的なカラーリングのモデルを使用。ちなみに大塚寧々はシリーズ後半でW62Kのペールアイボリーと思われるモデルを使っているシーンも確認できた。

PhotoPhoto 京セラ製端末も人気だった。左はシンプルなW64K、右はSANYOブランドのW64SA

 このほか女性陣では「モンスター・ペアレント」の米倉涼子が「W61H」、「コード・ブルー」の比嘉愛未が「W62K」、「四つの嘘」では永作博美と高島礼子が「W62SH」、寺島しのぶが「W61CA」を使用。防水ワンセグであるW61CAは、寺島が入浴中に電話がかかってきて、お風呂に入りながら手にするシーンが見られたが、浴槽には白い入浴剤が入っていたためか、残念ながら湯船に浸けたり水がかかったりするといった、“防水”機能をアピールするような場面はなかった。

W61PとSportioが多い男性陣

 一方、男性陣ではパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「W61P」と東芝製の「Sportio」が画面に登場することが多かった。W61Pは2008年春モデルではあるものの、そのスリムなデザインとカラーバリエーションの多さからか、今クールになっても存在感を主張。「ゴンゾウ 伝説の刑事」の綿引勝彦、「モンスター・ペアレント」の相島一之、眞島秀和、内田滋と個性的な脇役陣が使用。特にルッソブルーとジェンティーレゴールドの2色が目立った。

 au Smart Sportsでの使い勝手を追求した端末として、CMなどでauの2008年夏モデルの中心に位置づけられているSportioは、「コード・ブルー」の山下智久と勝村政信、そして「太陽と海の教室」の濱田岳が使用。特に濱田は同ドラマの後半のストーリ展開上のキーパーソンであり、高校生3年生という設定と相まって、このSportioを使って電話やメールのやり取りするシーンが数多く見られた。「コード・ブルー」の山下智久が東芝製のSportioを持っているのは、やはり東芝のノートPC「dynabook」のイメージキャラクターを務めている関係があるのだろう。

PhotoPhoto 2008年春モデルだが、豊富なカラーバリエーションと洗練された薄いデザインの評価が高かったのかドラマ内でのユーザーが多かったW61P。2008年夏モデルのコンセプトモデルSportioも男性俳優を中心に使われていた

 ちなみに山下智久が出ている「コード・ブルー」は、大学病院の救命救急センターが舞台。ドラマのほとんどが病院内で展開するため、医療機器に影響のあるケータイは使用できず、実際にはこれらのauケータイが登場するシーンはほとんどない。その代わり、病院内の内線PHSとして頻繁に登場するのが、ウィルコムのセイコーインスツル製PHS端末「X PLATE」。山下ら主役陣の医療関係者すべてが、「医療用」の赤いストラップを付けてX PLATEを首から下げ、胸ポケットから出し入れするシーンが印象的だった。なお、このドラマの主役に名を連ねる新垣結衣は、NTT東日本のCMキャラクターであるためか、劇中でPHSを使うことはあるものの、KDDIのドラマ使用ケータイの一覧には情報が掲載されていなかった。

Photo 「コード・ブルー」の救命救急センターのシーンでは、ウィルコムのセイコーインスツル製PHS、X PLATEが活躍していた

 余談ではあるが、「渡る世間は鬼ばかり」に出演している子役の大谷玲凪は、劇中で「ジュニアケータイA5525SA」のドレミレッドを使っているが、同番組中に流れるauのジュニアケータイのCMでも、劇中と同じような孫の設定でドレミレッドの同ケータイを使っている。

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