第6回 意外に続けられたのは、なぜかSportio&au Smart Sportsロードテスト(1/2 ページ)

» 2008年10月14日 20時40分 公開
[太田百合子,ITmedia]

photo Sportioとアームポーチ

 2008の夏はやや不安定な天候が続いたが、そんな雨の日もしっかりトレーニングできるのがモーションセンサーを搭載する「Sportio」の強みだ。

 Run&Walkアプリにはワークアウトのコースを屋内に設定できるモードがあり、屋外と同じように屋内でもau Smart Sportsの各トレーニングモードを利用できる。設定はモードの選択かコース選択の画面で、コースを「屋内(Run)」「屋内(Walk)」のいずれかに設定するだけ。これでGPS機能がオフになり、モーションセンサーのみによる計測スタイルに切り替わる。

 モーションセンサーが検知したステップから距離を測定する時に使用されるのは、メニューで設定する「歩行時歩幅」と「走行時歩幅」。ほどほどに正しく設定しておかないと走った距離と測定データの間に大きな誤差が生じるので、何回か試して誤差を調整しておくとよいだろう。なお、コース選択では屋内モードの設定のほかに、au Smart Sports Run&Walkサイト上に公開されているおすすめコースを登録することも可能だ。事前に設定してからそのコースを走ると、地図画面で全体のルートを確認しながら走れるメリットがあるほかに、頻繁に地図データを更新しないですむのでパケット通信料の節約にもなる。公開コースは「東京マラソン10km」なんていうものもあるので、大会に挑戦するつもりでチャレンジしてみるのもいいだろう。

photophoto コース選択で“屋内(Run)”を選ぶと、あらかじめ設定した「走行時歩幅」(“屋内(Walk)”の場合は「歩行時歩幅」)が適用され、計測する。GPSを用いたものほど正確には計測できないが、屋内でもトレーニングできる(左)。Run&Walkアプリのメニューにある「その他の設定」→「ユーザー情報設定」で身長や体重、歩幅などの情報を登録しておく。Run&WalkアプリのメニューにはGPSを利用して歩幅を測定できる機能を利用して、あらかじめ正確な歩幅を測定しておくとよいだろう(右)

 Run&Walkアプリはこのほかに、自転車で利用できる「Bikeモード」もある。こちらは自分の走ったルートを地図上に記録する場合にも使える。なお、Bikeモードは月額105円のベーシック会員(2009年1月末まで無料)以上への登録が必要で、かつ、安全のために走行中の地図閲覧や音楽プレーヤー起動といった操作が行えないようになっている。

photophoto 自転車用の「Bike」モード。ほかのモードと同じように速度や移動距離、消費カロリーなどを計測できるが、最大の魅力は走った軌跡を地図上に残せる、GPSログとして使えること
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