2008の夏はやや不安定な天候が続いたが、そんな雨の日もしっかりトレーニングできるのがモーションセンサーを搭載する「Sportio」の強みだ。
Run&Walkアプリにはワークアウトのコースを屋内に設定できるモードがあり、屋外と同じように屋内でもau Smart Sportsの各トレーニングモードを利用できる。設定はモードの選択かコース選択の画面で、コースを「屋内(Run)」「屋内(Walk)」のいずれかに設定するだけ。これでGPS機能がオフになり、モーションセンサーのみによる計測スタイルに切り替わる。
モーションセンサーが検知したステップから距離を測定する時に使用されるのは、メニューで設定する「歩行時歩幅」と「走行時歩幅」。ほどほどに正しく設定しておかないと走った距離と測定データの間に大きな誤差が生じるので、何回か試して誤差を調整しておくとよいだろう。なお、コース選択では屋内モードの設定のほかに、au Smart Sports Run&Walkサイト上に公開されているおすすめコースを登録することも可能だ。事前に設定してからそのコースを走ると、地図画面で全体のルートを確認しながら走れるメリットがあるほかに、頻繁に地図データを更新しないですむのでパケット通信料の節約にもなる。公開コースは「東京マラソン10km」なんていうものもあるので、大会に挑戦するつもりでチャレンジしてみるのもいいだろう。
Run&Walkアプリはこのほかに、自転車で利用できる「Bikeモード」もある。こちらは自分の走ったルートを地図上に記録する場合にも使える。なお、Bikeモードは月額105円のベーシック会員(2009年1月末まで無料)以上への登録が必要で、かつ、安全のために走行中の地図閲覧や音楽プレーヤー起動といった操作が行えないようになっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.