「モデムマウス」「社長ケータイ」──中国の展示会で見かけた気になるケータイ:P&T/Expo Comm China 2008(3/3 ページ)

» 2008年10月26日 04時15分 公開
[山根康宏,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

3Gモデムにもスタイルを追求する「Vtion」製端末

 データ通信端末専門メーカーのVtionは、デザインに凝ったデータ通信端末を展示していた。

photophoto 薄型カードサイズのVtion製データ通信端末。イメージ広告もどことなくおしゃれな雰囲気

 この製品はCDMA用とTD-SCDMA用の2タイプがあり、名刺をひと回り小さくしたサイズ。厚さは5ミリ程度とかなり薄い。中国では多数のメーカーからPCカードやUSBタイプのデータ通信端末が乱売されており、機能や価格面での差別化が難しくなっているが、同社はデザイン性に優れるモデルを投入することで新しい付加価値を製品につけようと考えているようだ。

 説明員によると、W-CDMA/HSDPA対応版も開発中とのことである。

独特スタイルのコンセプトモデルを展示する「ZTE」

 ZTEが、独特で目を惹くデザインのコンセプトモデルを2機種展示していた。

photophoto QWERTYキーボードモードと全画面ディスプレイモードの2つのスタイルで利用できるコンセプトモデル(左)。端末のカバーを外付けキーボードにしてしまうアイデアのコンセプトモデル。見てみると意外にナシではない(右)

 このうち、QWERTYキーボードを備えたモデルはビジネス向けのスマートフォンとして想定。ディスプレイを反転させて全画面タッチパネル端末としても利用できる。メタリック調の外装デザインと相まって、ビジネスパーソン向けの“オトナの道具”がイメージされているようだ。

 一見、単なるポータブル動画プレーヤー機器のようなスタイルのモデルは、折り曲げられる外付けキーボードを本体のカバーとして使うことを想定している。本体にもスタンドがあり、立てたままの使用も可能。文字を入力するときは本体のカバーを開くとフルサイズのキーボードが登場するという感じだ。

 キーボードがない全画面ディスプレイ型端末でも、カバーをキーボードにしてしまうことでまかなおうというアイデアがおもしろい。ちなみにどちらもコンセプトモデルであり、製品化の予定は一切未定とのことだ。


山根康宏:香港在住の携帯電話研究家。一企業の香港駐在員時代に海外携帯電話に興味を持ち、2003年に独立。アジアを中心とした海外の携帯電話市場の状況や海外から見た日本の携帯電話市場についてなど、海外の視点からコラムや記事を日本のメディアに執筆するほか、コンサルティング活動も行う。携帯コレクターとしても知られ、所有する海外携帯電話の数は500台以上。


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  2. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  3. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  4. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  5. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  6. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  9. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  10. 【ニトリ】599円の「マルチスタンド」 スマホやタブレットのキッチン利用も便利 (2026年10月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー