写真で解説する「930SC OMNIA」(3/5 ページ)

» 2008年10月31日 05時10分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 930SC OMNIAの最も日本仕様らしい機能の1つに「ワンセグ」がある。ワンセグは待受ウィジェットやメニューのほか、右側面の[TV]キーから起動できる。内蔵するモーションセンサーにより端末を構える向きに応じて画面も自動的に回転し、電子番組表やデータ放送などにも対応する。

 このほか、ピクトアイコンの表示/非表示や、横向き表示時に拡大して画面いっぱいに表示するか否かといった設定が可能。もちろん録画予約機能や外部メモリ(microSDHC)への録画や録画した番組の再生機能なども備える。なお、930SC OMNIAはワンセグ携帯最大となる8Gバイトのメモリを内蔵する。内蔵メモリに最大約48時間分記録できるほか、4Gバイト以上のmicroSDHCも使用できる。

 ワンセグ受信用のアンテナは本体上面の右端にあり、引き伸ばして使用する。アンテナを伸ばすと少し格好悪くなるのが残念だが、アンテナ自体は細身で角度調整も可能なので、ワンセグ視聴時にじゃまになることは少ないと思われる。

Get Macromedia FLASH PLAYER ワンセグは持つ向きに合わせて画面の向きも自動で切り替わる

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photophotophoto ワンセグ携帯で流行機能のフレーム補完などは備えないが、予約録画や外部メモリへの録画などは当然だがきちんと対応

 カメラは顔認識AF(オートフォーカス)機能付きの有効515万画素CMOS。手ブレ補正や明るすぎる画像を自動補正する「ワイドダイナミックレンジ」機能などを備えるケータイハイエンドクラスのものとなっている。本体を横向きに構えるとちょうど右手人差し指の場所にシャッターボタンが来るので、片手で気軽に撮影できる。

 AFの合焦速度はそこそこ高速で、半押し対応のシャッターボタンの具合もボタンサイズはかなり小さいものの、悪くはない。一般的な室内での撮影や、外出時の太陽光下でどうしっかり写るかなど追ってじっくり検証してみたいところだ。

photo 横向きに構えて、右側面にある半押し対応のシャッターボタンで撮影できる。画面には(800×480ピクセルサイズの設定だが)本体にあと3万4413枚も撮れるという表示。また、表面に11万画素CMOSサブカメラも搭載し、TVコール(テレビ電話)にも対応する

Get Macromedia FLASH PLAYER 端末を持つ向きに合わせて、画面の向き(サンプルはカメラで撮影した動画を再生中)も横向きに変わる。モーションセンサーは、カメラやPCサイトブラウザ、写真・ファイルビューアー・フォトアルバム、メディアプレーヤーに対応する。メディアプレーヤーは音楽がMP4、3GP、AAC、WMA、M4A、SMC、動画はMP4、3GP、WMVの再生に対応する

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