au端末の販売ランキングも2008年商戦向けの新機種がじわじわ順位を上げており、全体的な変動もかなり激しい。
首位は前回と変わらずカシオ計算機製の「EXILIMケータイ W63CA」が獲得。連続首位記録を「3」に伸ばすとともに、キャリア総合ランキングでも3位に躍進した。
続いて2位にシャープ製の「AQUOSケータイ W64SH」、3位に日立製作所製の「Woooケータイ W63H」(前回10位)、4位に同じく日立製作所製の「Woooケータイ W62H」、5位に東芝製の「W65T」(前回9位)が入った。
今回ランクインした端末のうち、2008年秋冬モデルは5機種。1位から3位を占めるハイエンドモデルを筆頭に、W65Tやソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W64S」も健闘している。
auは前回の2008年夏モデルと「Cyber-shotケータイ W61S」から端末を分割払いで購入できる割賦販売制度を導入。夏モデルの発売当初は、割賦販売の対象ではない2008年春モデル(とそれ以前のモデル)との心理的な印象も含めた価格差が影響し、伸び悩む傾向があった。対して今回の秋冬モデルは、夏のハイエンドモデルが「新規シンプルコース一括で1円」といった、いびつに値引きする機種もあるにはあるが、販売方法が同一で、機能も向上した効果か、発売当初から順調に売れているようだ。
このほか、auは「Walkman Phone, Xmini」(ソニー・エリクソン製)という隠し球も用意していた。12月末発売予定のWalkman Phone, Xminiも含めて、新機種同士の争いは今後さらに激しくなってきそうだ。
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