「Woooケータイ W63H」は回転2軸スタイルを採用している。ディスプレイを回転して本体を閉じ、横位置にしたときの姿は、まさに薄型テレビそのもの。卓上ホルダにセットすれば、リビングに置いたWoooのミニチュアのようなたたずまいだ。この「ビュースタイル」にすると画面に大きく「Wooo」のロゴが現れ、ワンセグが起動する。ビュースタイル時にワンセグが自動で起動する設定は初期ではオンになっている。
ビュースタイル時のワンセグ操作はサイドキーで行う。[マナー]キーで画面表示、[▼][▲]キーで音量調節、[●]キーでチャンネル変更ができる。音量は[▼][▲]キーで上下できるが、チャンネルは[●]キー1つなので、順送りしかできない。
W63Hは卓上ホルダも“Wooo”テイストが感じられる作りになっており、W63Hを横向きにセットすると、ちょうど画面が見やすい角度になる。ホルダ部分は90度回転するので、ビュースタイルと(縦向きに開いた)ケータイスタイル、どちらでも固定できる。
前モデルの「Woooケータイ W62H」は、本体が横向きにも開く“2way Open Style”を採用しており、キーや各種端子などのレイアウトはW63Hとは異なる。W62Hは平型ステレオイヤフォン端子を右側面、外部接続端子を左側面に備えるが、端子のカバーは一般的な樹脂素材が使われている。
この作りが端末のデザインを損なっていると感じた人も多いようで、イヤフォン端子のカバーの作りはどうかという質問が寄せられた。W63HではmicroSDスロットのカバーには従来と同じく柔らかい樹脂が使われているが、イヤフォン端子はスライド式のカバーとなっており、平型ステレオイヤフォンを接続していてもカバーが横に飛び出さず、すっきりと使える。ちなみに、「EXILIMケータイ W63CA」のイヤフォン端子のカバーもスライド式だ。
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