アークブレインは3月26日、モバイル機器やデジタルデバイスのユーザーインタフェース(UI)の現状と課題を解き明かすセミナー「『UI新時代』の要諦 〜モバイル/デジタル市場の進化と活性化に何が必要か〜」を開催する。
会場は千代田区一番町の全国町村議員会館で、時間は10時から18時。受講費は1人で参加する場合は2万円だが、2人以上で申し込むと人数に応じた割引がある。2人で同時に申し込んだ場合は、1人あたり1万8000円、3人同時なら1人あたり1万6000円、4人同時なら1万4000円、5人以上は1人1万2000円になる。詳細の確認と申し込みはアークブレインのWebサイト(外部リンク)で確認できる。
このセミナーは、同社が開催している「UI」を主題としたユーザーインタフェース・フォーラムの第3回目。今回は通信・ITSジャーナリストの神尾寿氏、日本Androidの会 幹事 PF-GWリーダの嶋是一氏、アクロディア 取締役兼CMOの中村淳氏、マイクロソフト モバイルコミュニケーション本部 本部長の越川慎司氏、ユーディット 代表取締役の関根千佳氏らが講演する。
神尾氏は「モバイルビジネスの変化・拡大と、そこで求められるUIの新需要」と題し、モバイルビジネスの“次の10年”を、UIの面でどうリードしていくべきかを解説。嶋氏はAndroidのUIの概要やその可能性、将来の展望を語る。中村氏はアクロディアのVIVID UIとこれからのUI戦略、越川氏はWindows MobileのUIの現状と次期プラットフォームのUIを説明する予定。関根氏はユニバーサルデザインという観点からUIを語る。
また講演の最後には、「おサイフケータイの父」こと慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘講師の夏野剛氏をゲストに招いて、講演者がパネリストとして参加するパネルディスカッション「『ポストiモード時代』のUI」も予定している。
進化を続けるモバイル向けUIの最前線──シリコンバレーで見た未来(前編)
ユーザーに「UIの自由と選択肢」を――急成長するミドルウェア企業、アクロディアの挑戦 (前編)
UIに対する考え方を変えていきたい――急成長するミドルウェア企業、アクロディアの挑戦(後編)
サービスが生きるか死ぬかは“使い勝手”にかかっている――KDDIの重野氏
多くの人に「使いやすく、楽しいUI」を──多様性を重視するドコモのUI戦略
「取説を不要にしろ」と、孫社長は言った──ソフトバンクモバイルのUI戦略Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.