3月に入って再燃した「iPhone 3G」の特需は早くも下火になってきたのだろうか。
今回はパナソニック モバイル製「830P」(2008年秋冬モデル)が首位を奪還。続いて2位にiPhone 3Gの16Gバイトモデル(前回1位)、3位にiPhone 3Gの8Gバイトモデル(前回3位)、4位にシャープ製の「830SH」(2008年秋冬モデル)、5位に同じくシャープ製の「816SH」(前回ランク圏外 2007年夏モデル)が入った。
iPhone 3Gは2月27日に始まった「iPhone for everybody」(2009年5月31日まで)キャンペーン効果で、3月第2週にキャリア総合ランキングで首位に躍り出る快挙を見せた。ただ、強烈な勢いを感じたのはこの1週のみで、翌週にはキャリア総合で8位(ソフトバンク内では首位)に下落。今回はキャリア総合でさらに下げた10位に、ソフトバンク内でも「実質0円」の安価モデル 830Pに抜かれてしまった。
もちろん、月末に一括払い(量販店で購入する場合、店舗の還元ポイントが付くメリットなどある)で購入しようと考える会社員ユーザーの給料日待ち、あるいは次年度(2009年度)に下りる稟議待ちといったビジネス需要なども存在すると思われ、「もう下火」と決めつけるのは早いとは思うが……今後、どんな動きを見せるだろうか。
今回順位を上げたのは、前回のランク圏外からランクインした816SH(今回5位)と「921P」(今回10位)の2機種。816SHはスマート一括が導入された現在もいまだなくならない「スパボ一括**円」(月額8円)対象端末として販売されるのをよく見かける。
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