十字キーの左右から発着信履歴を表示できるのは3機種とも共通だ。また、NS01とK001は待受時に下キーから「ペタメモ」の登録ができる。ソフトキーの配列はKCP+と同じく、3機種とも左上にアドレス帳キー、左下にメールキー、右上にアプリキー、右下にEZキーを配する。
NS01はキー面全体がマットな質感ですべりにくいのに加え、各キーが大きいので、特に押しやすかった。K001は十字キーと決定キーの距離が近く誤操作しやすい。もう少し十字キーの面積を広くするか、溝や凹凸を設けてほしかった。


NS01のキー面はマット調に仕上げられているので、滑りにくく手にフィットする。クリック感も問題ない(写真=左)。NS02のキーはわずかに盛り上がっていて押しやすい。また、ほかの機種はクリアキーの左右に発話キーと終話キーがあるが、NS02は発話キーと終話キーがソフトキーと隣接しており、クリアキーは十字キーとダイヤルキーの間に1つだけ配されている(写真=中)。K001は十字キーがやや小さくフラットな形状なので、何度か誤操作をしてしまった(写真=右)ダイヤルキーは3機種とも各キーに隙間のないフレームレスキーを採用している。どれも各キーが大きいのに加え、NS01とNS02はキーにわずかな膨らみがあり、K001は大きさの異なるキーが交互に並んでいるので押しやすい。
NS01とNS02、K001のキー上端から下端までの距離、つまり操作時に指を動かす最大距離は、「十字キーの上」を上端と考えた場合は約64〜66ミリ。ただし、左右のソフトキー(アドレス帳キーとアプリキー)が十字キーよりも上にあるNS02とK001の場合、左右ソフトキーから[0]キーまでの距離は約70ミリ。いずれにせよ、キー上端〜下端は50ミリ台が多いKCP+端末と比べると、個々のキーが大きい分、指の移動距離は長めだ。
| 各ダイヤルキーの高さ | 上キーから0キーまでの距離 | |
|---|---|---|
| NS01 | 約8ミリ | 約64ミリ |
| NS02 | 約8ミリ | 約66ミリ(左右ソフトキーからは約70ミリ) |
| K001 | 約7.5ミリ | 約65ミリ(左右ソフトキーからは約70ミリ) |


NS01のダイヤルキーはフレームレスキー。各キーが大きく、わずかにドーム状になっているので押しやすい(写真=左)。NS02もキーがわずかに盛り上がっていて押しやすい(写真=中)。K001のキーもフレームレスで、大きさの異なるキーが交互に並んでいるので、打ち間違えることなく操作できた(写真=右)
第1回 軽くて持ちやすく、キー入力しやすい機種はどれ?――KCP+端末
写真で解説する「ベルトのついたケータイ NS01」
写真で解説する「ケースのようなケータイ NS02」
写真で解説する「安心ジュニアケータイ K001」
KDDI、2009年春モデル10機種発表――3D液晶、フルWVGA有機EL、8M CCDカメラ、タッチパネル、フルチェン第2弾もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.