京セラ製の新型ストレート端末「BAUM」が好調な売れ行きを見せている。前回は初登場で6位に食い込んだが、今回は2位に浮上した。同モデルは、ポップでシンプルなデザインが好評を博した「HONEY BEE」のコンセプトを踏襲しつつ、おサイフケータイ機能を追加するなど“メインの端末”としての使い勝手にも考慮したモデル。ウィルコムは3月19日から3月31日まで、新規契約の事務手数料を無料にする「新商品発売記念キャンペーン」を実施していたが、エントリーモデルながら必要十分な機能とデザインにこだわったなボディを持つBAUMが、キャンペーン効果もあってか新規ユーザーのハートをつかんでいるのかもしれない。
また、新商品発売記念キャンペーンと同じく新規契約の事務手数料を無料にする「Catch ! WILLCOMキャンペーン」も、4月1日から5月31日まで実施されている。買い換え需要の高まる春商戦の中で、BAUMが「HONEY BEE 2」からトップの座を奪うかどうか、注目していきたい。
一方、2位から8位へと大幅に順位を落としてしまったのがセイコーインスツル製「X PLATE(WX130S)」。2008年春に販売を開始した同モデルは、精悍な印象の薄型ストレートボディや中国で通話ができるPIMカード対応が特徴で、2月の中旬からコンスタントにランキング上位に食い込んでいた。ウィルコム広報部によると、これまで一部の量販店で行われていた“W-VALUE SELECT加入でウィルコム定額プランの月額が実質980円”によって売れていた在庫が「品薄になっているのではないか」とのこと。次週ランク入りするかどうか気になるところだ。
ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2009年4月3日現在)は以下のとおり。
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