au向けCyber-shotケータイの第2弾「Cyber-shotケータイ S001」が登場した。先代はNTTドコモとauの2キャリアからリリースされたが、今回はauのみだ。
auの前モデル「W61S」は自動開閉式のレンズカバーがついていたが、S001はレンズカバーの開閉が手動となり、カメラモードのオン/オフと連動した。これはいい。レンズ保護という意味でもCyber-shotらしさという意味でも、また瞬時に感覚的にカメラ機能を起動できるという意味でも、好感が持てる。
ではさっそく使ってみよう。
デザインはW61Sよりターゲットとする年齢が少し上がった印象を受ける。特にレンズのある裏面は非常に凝っていて、「それはデジカメだよね? ケータイには見えない」と数人から言われたほどだ。実際、カメラ機能を使ってみると、スライド式ボディの前面に備わる十字キーや通話キーなどを使って“デジカメっぽい”操作ができる。
レンズカバー以外でW61Sと大きく変わったのは、撮像素子が8.1MピクセルのCMOSセンサーになったこと。ソニー製の「Exmor」センサーを搭載しているほか、レンズはF2.8で、画角は35ミリ相当(35ミリカメラ換算)なのはW61Sと同様だ。
もう1つ、カメラとしての機能も大きく進歩した。本職Cyber-shotがウリにする顔認識やスマイルシャッター、そしておまかせシーン認識(iSCN)が使えるようになっている。
iSCNをオンにすると、手ブレ補正がオートになり(その分、少し画角が狭くなる)、顔を検出したら自動的に人物モードになり、風景を撮ると判断したら自動的に風景モードになる。非常に便利で、デフォルトでこのモードになってないのが不思議なくらいだ。
では人物作例からいってみよう。
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