NTTドコモは5月25日、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製のPRIMEシリーズ端末「P-07A」に不具合が見つかったため、販売を一時中止した。
不具合はiモードのサイト接続時に、サイト側との連携が正常に行われず正しく動作しないというもの。原因はソフトウェアの一部不具合だが、詳細は現在調査中としている。
P-07Aは5月22日の発売後、5月25日まで約1万7000台を販売。今後の対応方法については、別途告知するという。ドコモの夏モデルでは、P-07Aと同日発売のNEC製「N-06A」と28日発売予定だった「N-08A」が同様の理由で販売を見合わせている。
ドコモ向けのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末とNEC製端末はともに、Linuxベースの携帯電話OS「LiMo」を採用しているほか、NEC、NECエレクトロニクス、松下電器産業、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、米テキサス・インスツルメンツが設立した合弁企業「アドコアテック」の通信プラットフォームを搭載するなど、共通化を進めている。
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