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» 2009年06月29日 18時45分 公開

「次元が1つ違う」――進化した「iPhone 3GS」のカメラ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

画質は格段に向上した

 では作例。いつもの象の滑り台とあずまやを、iPhone 3Gと3GSで撮り比べてみた。3GはiPhone OS 3.0にしてある。

photophoto 3G(写真=左)と3GS(写真=右)
photophoto 3G(写真=左)と3GS(写真=右)

 ざっと見て分かるように、画素数やフォーカス性能によるディテールの描写力のみならず、色が違う。3GSの方がオートホワイトバランスがしっかり働いており、全体にくっきりと締まった、見映えのする絵作りといっていい。

 もう1つ比較ものを。

photophoto 3G(写真=左)と3GS(写真=右)

 この通り、3GSの方がコントラストが高くてくっきりした描写だ。

 続いてフォーカスと露出の具合もチェックしよう。同じ構図でフォーカスの位置を変えて撮り比べるとその振る舞いがよく分かる。

photophoto 手前の蓮にピントを合わせた写真(写真=左)と、背景にピントを合わせた写真(写真=右)

 見比べると、フォーカスのみならず、明るさが全然違うのが分かる。指でタップした位置にピントと明るさ(露出)の両方が合うので、明るい花に合わせると背景はちょっと暗くなり、木々が多い背景に合わせるとそちらに露出が合うので花は露出オーバーになっちゃうのだ。これを利用すると、ある程度露出のコントロールができるのである。

 さらにマクロ撮影。10センチ弱まで近づいて撮ることができた。

photo 10センチくらいまで近寄って撮影

 カメラのスペックはレンズがF2.8。感度はISO70から。上限はISO1016のようだ。さすがにISO400以上になると画質の劣化が認められる。

photophoto ISO162(写真=左)とISO227(写真=右)
photo ISO583
photo ISO1016。ちなみに珈琲豆です

 ではそれ以外の作例をさくっと。

photo 真っ赤なトラクター
photo 2歳の小さな馬。これで成人サイズだそうだ
photophoto マクロで後輪のハブ(写真=左)、蛍光灯下での作例(写真=右)

 こんな感じである。

 ところで、3GSでも「ぐにょーん」と歪む写真は撮れるか、というと、撮れる。だってあれはCMOSセンサーの特性だから。ハイエンドなカメラはメカシャッターで光を制御してああならないよう対処しているが、それ以外のCMOSセンサーカメラは(ケータイに限らず)同じようになります。わたしが使ってる初代EXILIMケータイでもなります。別に珍しいことではありません。

photo 3GSを回しながら撮ってみた

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