国内市場向けにカードゲーム「Rio BlackJack」「DOA BlackJack」やオリジナル作品「Annie's Wild Shot」、ケータイゲームからの移植作「お宝ダンジョンRPG」など、さまざまな形のアプリをiPhone向けに提供してきたテクモは、新たにシンプルで安価なゲームを提供予定だ。それが「Zombie Recycling Inc.:Moldy Green」というタイトルだ。2月15日に配信予定で、価格は230円。
さまざまなゲームや映画などで酷使され、消費されるゾンビを、リサイクルして再生するという変わったテーマのゲームで、落ちてくるゾンビの頭を、iPhoneやiPod touchを傾けながら、障害物などを避けて上手に体とくっつけることで得点を稼ぐ。頭は回転しながら弾んでおり、ぴたりと体に頭を合わせると高得点が得られる(リサイクルしたゾンビが高く売れる)仕組みだ。舞台は4つの世界に各12ステージが用意されている。
国内外で多数のケータイ向けゲームを配信しているゲームロフトのiPhone向けゲームは、すでに60タイトル以上を数える。ワールドワイドでは、App Storeで有料アプリが1000万回以上ダウンロードされており、無料アプリも含めた全ダウンロード数は5500万を超えているという。日本で一番人気があるのは3Dゴルフゲーム「レッツ!ゴルフ」。2月8日から配信を開始した、通信対戦も可能なリアルなレーシングゲーム「GTレーシング:モーターアカデミー」も好評だという。
そんなゲームロフトの新作は、今までとは少し毛色が違ったパズル系のアクションゲーム「ブリッジ・オデッセイ」だ。画面上に次々と橋を架けて動物たちを救っていくのだが、だんだん助けた動物たちが増えてくると体重が重い動物なども出てきて、どんな場所にどんな形の橋を架けるかが重要なポイントになってくる。
このほか、第2次世界大戦を題材にしたシューティングゲーム「ブラザーインアームズ:アワーオブヒーローズ」の続編、「ブラザーインアームズ2:グローバルフロント」が制作中であることが明らかにされた。
ゲームロフトはフランスに本社を置く企業だが、多くのゲームは配信する国に合わせてローカライズし、現地の言語で違和感なく遊べるように配慮しているのも人気の秘訣のようだ。
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