デジカメ画像をiPhoneやiPadなどへ直接転送 「Eye-Fi Mobile X2」発売

» 2011年05月11日 16時51分 公開
[ITmedia]
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photo 「Eye-Fi Mobile X2」

 アイファイジャパンは5月11日、無線LAN内蔵SDメモリーカード「Eye-Fi」の新製品「Eye-Fi Mobile X2」を5月18日より販売開始すると発表した。メモリ容量は8Gバイトで、同社直販価格は7980円。家電量販店などのほか、ソフトバンクBBの「SoftBank SELECTION」ブランドでも販売が行われる。

 新製品の発売によって既存製品の直販サイト価格の改定も行われ、Eye-Fi Pro X2は1万5800円から9980円に、Eye-Fi Connect X2は6980円から5980円に値下げされる。なお、Eye-Fi Explore X2については新規出荷を終了する。

 Eye-Fi Mobile X2が備える「ダイレクトモード」は、既存製品Eye-Fi X2シリーズ(Pro X2/Connect X2/Explore X2)向けの追加機能として1月に発表されたもの。カード自身が無線LANアクセスポイントになることで、デジタルカメラで撮影した画像を、対応アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットへ直接転送できる。対応アプリはiOS/Androidそれぞれの日本語版が用意されており、こちらも提供が開始されている。

 Eye-Fi Mobile X2のそのほかの機能は既存製品Eye-Fi Explore X2に準じており、802.11b/g/nの無線LANを利用して撮影した画像を、無線LAN内のパソコンや各種ネットワークサービスへ転送できる。自動バックアップ機能や転送完了後にカードから画像を削除する「エンドレスモード」などが利用できる(レビュー:デジカメユーザー必携かも――さらに便利になった「Eye-Fi X2」)

photophoto ダイレクトモードを利用して撮影画像をiPadで表示(写真=左)、米Eye-Fi創業者 最高製品責任者 Yuval Koren氏(写真=右)

 また、カシオ計算機のコンパクトデジタルカメラ“EXILIM”「EX-TR100」に、カメラ内にEye-Fiの技術を利用した撮影画像転送システムが搭載されたことも発表された。EX-TR100をインターネット接続されたPCへUSB接続すると、自動的に画像がパソコンおよびクラウドサービスへアップロードされる。新製品の発売にあわせて来日した米Eye-Fi創業者で最高製品責任者を務めるYuval Koren氏は「これまでEye-Fiカード保持者しか恩恵を受けられなかった利便性を、EX-TR100のユーザも享受できる」とコメントしている。

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