「ワイヤレスジャパン2011」の会場では、発売前の新端末や参考出展されている端末が多数見られる。今回のワイヤレスジャパンでは、スマートフォンやタブレット型端末の専門ゾーンやセッションが実施されるなど、スマートデバイスに注目が集まっている中、発売前のスマートフォンの操作体験ブースを開いている企業には人だかりができていた。
今回はスマートフォンを自由に操作体験できるブースをまとめてみた。気になった製品があればぜひ会場に足を運び、実際に製品に触れてみてほしい。
NTTドコモのブースには、先週発表された夏モデルのスマートフォンが全て実機で展示されている。これらの実機は全て自由に触れ、操作することができる(ただし、「AQUOS PHONE f SH-13C」は除く)。特に注目度が高いのは「GALAXY S II SC-02C」だ。他のスマートフォンに比べても長い行列ができていた。操作体験ができるのは1回につき3分間程度と決められていて、砂時計で時間を測るというユニークなシステムになっている。初日の会場では平均待ち時間は5分〜10分程度だった。
操作体験ができるのは次の8機種。
GALAXY S II SC-02C/Xperia acro SO-O2C/MEDIAS WP N-06C/AQUOS PHONE SH-12C/Oprimus bright L-07C/F-12C/P-07C/BlackBerry Bold 9780
NECカシオモバイルコミュニケーションズのブースには「MEDIAS WP N-06C」と「G'zOne IS11CA」の操作体験用の実機が共に5台程度用意されている。現行のMEDIAS N-04Cも用意されていて、新機種との動作比較もできる。ドコモやKDDIのブースが混み合っているようなら、このブースに来るのも手だ。説明員の数も多い。また、すでに米国で発売されているG'zOne Commandoの実機も展示されている。(記事掲載当初、写真の内容に間違いがありました。おわびして訂正いたします)
富士通のブースは「F-12C」の実機が5台ほどあり、操作体験ができる。KDDIから発売される「REGZA Phone IS11T」も富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製だが、まだ実機がないので操作体験はできなかった。また、スマートフォンブースから少々離れた場所にはWindows 7ケータイの「F-07C」が3台展示されていた。端末とディスプレイを接続し、「F-07C」の画面をPC用のキーボードとディスプレイで動かすというデモを行っている。
京セラのブースは、世界初の2画面タッチスマートフォンである「Kyocera Echo」の操作体験に人だかりができていた。用意された端末3台に対して、全部で20人から30人ほどが行列を作っていた。どの時間に行っても行列は必至だが、2画面をフルに使った写真閲覧などは一見の価値がある。会場全体に人が少ない午前中などの時間帯に行くのをオススメしたい。
KDDIのブースは実機の操作体験のコーナーが2つに分かれていた。1つはauの夏モデルのスマートフォンなどのコーナー、もう1つはiida初のスマートフォンである「INFOBAR A01」専用の体験コーナーだ。auのスマートフォンコーナーに展示されているのは以下の7機種(ただしREGZA Phone IS11Tは操作体験は不可)。
AQUOS PHONE IS12SH/AQUOS PHONE IS11SH/REGZA Phone IS11T/G'zOne IS11CA/Xperia acro IS11S/HTC EVO WiMAX ISW11HT/MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M
特に3D対応のスマートフォン「AQUOS PHONE IS12SH」を体験する人が多く、ほとんどの人が3D画像の写真撮影を試していた。
「INFOBAR A01」専用の体験コーナーには長い行列ができていた。INFOBAR A01は4台用意されていたが、あまりの行列の長さに途中から整理券を配布していた。操作体験に熱中し、長い時間端末を触る人が他の機種に比べ特に多かった。
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