スマホの電池切れ モバイルバッテリーによる“自衛”が不可欠(1/2 ページ)

» 2012年05月31日 23時16分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 パナソニックは5月28日、スマートフォン向けUSBモバイルバッテリー新製品の発売に合わせて、スマートフォンの普及で拡大する補助電源市場への取り組みを説明した。

 同社が今回ラインアップした8製品の中で最もバッテリー容量が大きいのが、3.7V 1万260mAhのリチウムイオン充電池を内蔵した「QE-QL301」。スマートフォンを約4回(バッテリーが1400mAhの場合)フル充電できるほか、タブレットやモバイルルーターなどのデバイスの予備電源としても使える。USBポートを2つ備えたボディは221(幅)×153(高さ)ミリと大きめだが、厚さは11ミリとスリムなデザインで、ビジネスバッグにも無理なく収まる。

photophoto 3.7V 1万260mAhの大容量バッテリー「QE-QL301」

 AC電源に加えてUSB接続、そしてワイヤレス充電規格「Qi」での3Way充電が可能な「QE-PL102」「QE-PL102」「QE-PL102」の3製品は、共通のデザインを採用した容量違いのシリーズ。最もコンパクトなQE-PL102はバッテリー容量が2700mAh(3.7V)で、スマホのフル充電を約1回行える。ミドルクラスのQE-PL202は容量が5400mAh(3.7V)と大きく、約2回のフル充電が可能。3.7V 8100mAhのバッテリーを備えるQE-PL301は、スマホを約3回フル充電できる。QE-PL102とQE-PL102はUSB端子が2つあり、QE-PL102とQE-PL102は緊急時に使えるLEDライトが付属する。

photophoto AC/USB/Qiの3Way充電が可能な「QE-PL102」。一体型のLEDライトが付属

photophoto 2Way充電タイプの「QE-QL201」。こちらもLEDライト付き

 ACとUSBによる充電をサポートする2Wayタイプでは、3.7V 5400mAh(フル充電2回)の「QE-QL201」と、3.7V 2700mAh(フル充電1回)の「QE-QL101」をそろえた。この2つにもLEDライトが付属する。さらに、microUSBの充電コードが一体化したミニサイズの「QE-QL102」(3.7V 1430mAh:フル充電0.6回)と、単三形ニッケル水素電池「充電EVOLTA」2本を同梱するスティックタイプの「QE-QV201」(1.2V 1900mAh×2:フル充電0.5回)というお手軽タイプも用意された。

photophoto 「QE-QL102」と「QE-QV201」は多色展開も行う(写真=左)。QE-QL102はケーブルが一体化したコンパクトモデル(写真=右)

フル充電1〜4回が可能な製品ラインアップ

photo パナソニックの吉田氏

 パナソニック アプライアンスマーケティング ジャパン本部 商品グループの吉田晋也氏は、「スマートフォン市場は、2011年度に2340万台まで急成長した。通信機能だけでなくAV関連の機能も追加され、スマートフォンを中心にしたサービスの展開が期待される。その一方で、スマートフォンの利用にはバッテリーの減りが早いという不満がついて回る」と指摘する。

 同社の調査によると、ユーザーが「バッテリーの消費が多い」と実感するのは、Webブラウジングや動画視聴時、地図やナビ、ゲームの利用時など。スマホユーザ−の60%以上がバッテリーの持ちに不満を覚えており、その比率は増加している。その結果、7割近いユーザーがスマホのバッテリー切れになんらかの対策を取っており、うち4割は対策方法として予備バッテリーを選択。それも数回のフル充電を期待するユーザーが多く、女性ユーザーではデザインも製品選びのポイントになるという。


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 パナソニックが今回発売した新製品はこうしたニーズに応えるべく企画されたもので、2Way/3Way充電ができるモデルはすべて1回以上のフル充電が可能。またフル充電4回までのニーズに応える大容量モデルも用意した。大容量モデルでは、発熱を抑えショート時の事故を防ぐ構造も採用。ケーブルは4000回以上の耐久テストをクリアした断線しにくいものが使われている。

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