第1回 これからLTEスマホに機種変更する人のための節約術誰でも簡単! LTE対応スマホ初心者の料金節約術(1/3 ページ)

» 2013年05月30日 13時00分 公開
[小林誠,Business Media 誠]

 今やフィーチャーフォン(ガラケー)の新機種はごくわずか。店頭に並んでいるのはスマートフォン(以下、スマホ)ばかりで、「そろそろスマホデビューしようかな」と思っている人も多いのではないでしょうか。

 しかし、ここで気になるのが月額料金です。「スマホに変えてから、ケータイ代が高くなった」という声も聞かれることから、機種変更に踏み切れない人もいるでしょう。

 さらにやっかいなのが、2012年に携帯大手3キャリアのサービスが出そろった高速通信規格「LTE」の存在 ※。これまでの3Gに比べて通信速度が速くなったのですが、3Gとは料金体系が異なるため、これまでと同じ感覚で使っていると利用料が高くついてしまうこともあるのです。

※ソフトバンクモバイルのAndroidスマートフォン(4G/AXGP=TD-LTEと互換性あり)も含みます。

 つまり、フィーチャーフォンからスマートフォンに変えると料金体系が変わり、3GからLTEに変えると、また料金体系が変わる――といったように、ちょっとややこしい状況になっているわけです

 この連載では「スマホの料金が高くなる理由」、そして「どう安く使うか」をテーマに、誰でも簡単にできる節約の方法を紹介していきます。まずはこれからスマホデビューをする人が押さえておきたいポイントを挙げていきます。

Photo 5月には3キャリアが夏モデルを発表。ほぼすべてのスマートフォンがLTEやAXGPに対応した

LTEには無料通話分がなく、パケット定額の料金も高い

 まずはLTEスマホとフィーチャーフォン(3G)の主な毎月の料金プランを比べてみましょう。フィーチャーフォンの場合は契約した時期によって料金プランが違いますが、まずは日本の3大ケータイ会社であるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルから最新の主な料金プランを比較してみます。

■LTEスマートフォンの料金プラン
項目 NTTドコモ au ソフトバンクモバイル
基本使用料 780円(タイプXi にねん) 980円(LTEプラン) 980円(ホワイトプラン)
無料通話分 なし なし なし
インターネット接続料 315円 315円 315円
パケット定額サービス 4935円(Xiパケ・ホーダイ ライト) 5985円(LTEフラット) 5460円(パケットし放題フラット)
合計 月6030円 月7280円 月6755円

■フィーチャーフォン(3G)向けの料金プラン
項目 NTTドコモ au ソフトバンクモバイル
項目 NTTドコモ au ソフトバンクモバイル
基本使用料 980円(タイプSSバリュー) 980円(プランSSシンプル) 945円(ブループラン・バリュー)
無料通話分 1050円 1050円 1050円
インターネット接続料 315円 315円 315円
パケット定額サービス 390〜4410円(パケ・ホーダイ ダブル) 390〜4410円(ダブル定額シリーズ) 1029〜4410円(パケットし放題)
合計 月1685円〜 月1685円〜 月2289円〜

 表を見ると、LTEスマートフォンの基本料金プランには無料通話分がない(2013年5月28日時点)ことが分かります。同じケータイ会社同士や、家族間の無料通話はあるのですが、異なるケータイ会社、固定電話との通話では、話した分だけ通話料がかかります。話せば話すほど料金は高くなります。

 一方のフィーチャーフォン(3G)は選択肢が豊富で、無料通話分があります。ここでは料金プランを、ドコモは「タイプSSバリュー」、auは「プランSSシンプル」、ソフトバンクモバイルは「ブループラン・バリュー」を選んでいますが、毎月1050円(約25分に相当)分の無料通話ができます。基本使用料が高ければ無料通話分はさらに増え、30秒あたりの通話料は下がります。たくさん話す人でも通話料がある程度抑えられる仕組みになっているのです。

 さらにフィーチャーフォンではパケット定額サービスの上限額も低いのです。その上「下限額と上限額がある2段階」のパケット定額サービスも一般的です。「通信をしなければパケット代が月390円(ソフトバンクなら月1029円)」で済む! と聞くと、なんだかとてもお得に思えます。

 このように、フィーチャーフォンは通話をするには良いのですが、実はデータ通信にはあまり強くありません。Webブラウジングではケータイサイトを見ることになり、情報量不足は否めません。PC用のWebサイトを見るには「フルブラウザ(PCサイトビューアー/PCサイトブラウザ)」を使うことになり、この機能を使うと表のパケット定額サービスの上限がさらに上がってしまいます。加えてフィーチャーフォンは、PC用のWebサイトを見るには画面が小さく、操作性もイマイチです。

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