バッテリーが持つ機種は?――Androidスマホ23機種でYouTube/待受テスト+AQUOS PHONE比較も最新スマートフォン徹底比較(2013年夏モデル編)(2/3 ページ)

» 2013年10月08日 11時30分 公開
[田中聡,ITmedia]

待受テスト:意外なあの機種が1位

 続いて、満充電の状態から電源を入れたまま24時間放置した後のバッテリー残量も調べた。テストは8月17日、18日、19日、26日、27日、9月29日に行った。MEDIAS Wはディスプレイを閉じた状態でテストした。

 こちらの条件は以下のとおり。

  • 測定場所は東京都江戸川区の屋内(LTEやAXGPの環境は良好)
  • 満充電の状態で計測開始
  • 「Battery Mix」アプリを使って残量を確認
  • 端末に保存されているアプリ数はBattery Mixを除き初期状態のまま
  • Googleアカウントの同期はオンに
  • GPS、Bluetoothはオフに
  • Wi-Fiはオンに(自宅にはWi-Fiルーターを設置しており電波が飛んでいるが、テストではアクセスポイントには接続していない)
  • 基本的にディスプレイは消灯させ、残量確認時のみ点灯させた
photo Ascend D2のバッテリー残量推移

 最もバッテリーの減りが少なかったのはMEDIAS Wで、24時間で2%しか減らなかった。このほか、多くの機種が24時間後に90%以上の残量を維持しており、シャープ製端末が優秀だ。87%の「DIGNO DUAL 2 WX10K」、85%の「ELUGA P P-03E」、84%の「URBANO L01」、81%の「MEDIAS X N-06E」は比較的残量が少ない結果になった。「Ascend D2 HW-03E」は、12時間後が82%、24時間後が48%で、最も減りが激しかった(写真=左)。Battery Mix以外、初期状態からアプリをインストールしていなかったが、バックグラウンドでプリインアプリの何かが激しく通信していたのだろうか……。

photophotophoto 左からARROWS NX、MEDIAS W(クローズ時)、GALAXY Sのバッテリー残量推移
photophotophoto 左からAQUOS PHONE ZETA、Xperia A、HTC J Oneのバッテリー残量推移
photo 今回テストした24時間放置後のバッテリー減量の少ない順にグラフにまとめた
待受テストの結果
12時間後 24時間後 バッテリー消費量
ARROWS NX F-06E 96% 92% 8%
らくらくスマートフォン2(F-08E) 確認なし 94% 6%
Disney Mobile on docomo F-07E 96% 92% 8%
Optimus it L-05E 98% 94% 6%
Ascend D2 HW-03E 82% 48% 52%
MEDIAS W N-05E 100% 98% 2%
MEDIAS X N-06E 91% 81% 19%
ELUGA P P-03E 93% 85% 15%
GALAXY S4 SC-04E 95% 91% 9%
AQUOS PHONE ZETA SH-06E 97% 94% 6%
AQUOS PHONE si SH-07E 96% 90% 10%
Xperia A SO-04E 94% 91% 9%
HTC J One HTL22 98% 93% 7%
AQUOS PHONE SERIE SHL22 98% 94% 6%
Xperia UL SOL22 96% 92% 8%
URBANO L01 93% 84% 16%
ARROWS A 202F 96% 93% 7%
DIGNO R 202K 98% 92% 8%
シンプルスマホ 204SH 確認なし 90% 10%
AQUOS PHONE ss 205SH 98% 95% 5%
AQUOS PHONE Xx 206SH 97% 92% 8%
DIGNO DUAL 2 WX10K 92% 87% 13%
AQUOS PHONE es WX04SH 96% 90% 10%

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