ソフトバンクモバイルは、11月1日に発売する「iPad Air」と、11月下旬以降に発売する「iPad mini Retinaディスプレイモデル」向けの料金プランを発表した。料金プランと割り引きは、Wi-Fi + Cellular版のみに適用される。
料金プランは、月5985円でソフトバンクの4G LTE通信が定額利用できる「ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE」を適用するが、月525円を最大2年間割引く「4G LTE定額プログラム」が利用できるため料金は月5460円となる。これにウェブ基本使用料として月315円が追加され、月額料金は5775円(端末料別)になる。ソフトバンクWi-Fiスポットは無料で利用でき、月額525円のテザリングオプションも今なら2年間無料だ。なお、月のデータ通信量が7Gバイトを超えた場合、請求月末まで通信速度を下り上りともに最大128Kbpsに制限する。
またソフトバンクは、2台目に4G LTE対応タブレットを契約するユーザー向けの「タブレットセット割」を発表した。11月1日から提供する。
タブレットセット割は、ソフトバンクの「iPhone 5s」「iPhone 5c」「iPhone 5」またはスマートフォンを利用し、かつ「パケットし放題フラット for 4G LTE」または「パケットし放題フラット for 4G」に加入しているユーザーが、iPad Air、iPad mini Retina、「iPad Retinaディスプレイモデル」、「iPad mini Wi-Fi+Cellular版」をセットで利用する場合に適用されるもの。月額5985円のベーシックデータ定額プラン for 4G LTEが、最大2年間月1050円で利用できる。今なら7Gバイトまで制限なしで使えるが、2014年6月以降は2Gバイトが上限となる。また、3年目以降は月額2992円になる。なお、月月割との併用はできないため、端末価格の割り引きは受けられなくなる。
11月1日からはそのほか、すでに提供している「スマホ下取り割」「スマホまとめて割」「スマホファミリー割」「スマホBB割」の対象に今回発売するiPad2機種を追加する。
ソフトバンクのiPhoneかスマートフォン、3Gケータイを持っているユーザー向けの「スマホまとめて割」は、料金プランに月0円〜4935円の「ゼロから定額プラン for 4G LTE」か月額4410円の「ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE」を選択できるサービス。それぞれ、2年目以降の月額料金は525円増額される。
なお、自動通信機能により、ゼロから定額プラン for 4G LTEの下限額を超えるパケット通信料が発生する場合があるので注意が必要だ。自動通信は設定から手動でオフにできる。またゼロから定額プランには、ソフトバンクWi-Fiスポット(i)の料金が月490円かかる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.