12月18日夜から19日の朝にかけて、東京の都心でも雪が積もるかもしれないとのこと。雪にめっぽう弱い都市部ゆえ、きょうの夜から明日の朝の交通機関に影響が出る可能性もある。
ということは、「いぇーい、きょうの夜は彼女と忘年会ー」と浮かれまくっているリア充たちは、帰りの足を奪われて、雪降り荒れる都心の街を震えながらさまようのであった。はっはっはっは、めでたしめでたし。
……で済めばいいが、終電まで残業にはげみ、そして、明日の朝一番から遅刻できない会議や商談を控えているわれら仲間の勤労者にとっても気になるのは、天気と交通機関の状況だ。同じ状況は、これからも少なからずあるだろう。
そういうわけで、きょうから明日だけでなくこの冬に役立ちそうな「リアルタイム気象情報」を提供してくれるのがウェザーニューズが提供している「ウェザーニュースタッチ」だ。ウェザーニュースタッチは、同社が提供している多種多様な気象関連情報を利用できる。
きょうの夜から明日の朝のように、「私がいるところで」「雪が降るのか降らないのか」「電車が止まるのか止まらないのか」というような、地域限定のリアルタイム気象状況の判断で有効なのが、日本全国600万人というユーザーがそれぞれ自分のいる場所の天候や雲の画像を投稿するSNS的なウェザーリポートだ。
ウェザーニュースタッチのトップ画面には六角形の「へクス」が並び、自分がいる周辺の空の画像を一覧でチェックできるほか、へクスの1つをタップすると、その場所の天気リポートを確認できる(ただし、タップするヘクスで表示するリポートは、ユーザーからの方位と距離とは関係ない)。
また、時々刻々の気象予測に合わせて、特別な気象情報のメニューも用意する。12月18日の夕方には、関東地域でアプリのトップ画面に「関東雪情報」のメニューを表示している。関東雪情報では、18日夜から19日朝にかけての積雪予報や、ユーザーがいる場所で予想される雪の影響を提供する「ピンポイント雪情報」の設定喚起アイコンを利用できる。
また、ウェザーニュースタッチのユーザーにアンケートを求めて、その回答を天気予報の参考にする「ソラミッション」では、雪に関するミッションを立ち上げて、ユーザーから路面の積雪状況や降っているのが雨か雪か、そして、ウェザーニューズの気象測定機器を利用している“ソラヨミマスター”限定で気温測定を依頼するなどの質問を行っており、その回答を参照することができるほか、報告結果を参考にしてウェザーニューズが独自に予測した積雪予報マップを随時更新している。
18日夕方にユーザーが報告してくるデータとそれに基づくウェザーニューズの見解によると、いまのところ明日の朝になっても都心では雪は積もらず、交通機関への影響はないとしている。しかし、これから気温が予想以上に低くなった場合には、状況が変わる可能性もあるという。ウェザーニュース タッチと多くのユーザーが送ってくるリポートは、そんな短時間で急変する天気をリアルタイムで把握するのに有効な情報ツールになるはずだ。
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