KDDIは、1月30日に発表した2014年3月期第3四半期の決算発表資料で、UQコミュニケーションズのUQ WiMAX契約数を公開した。UQコミュニケーションズは、2013年10月から電気通信事業者協会(TCA)の契約実績発表から離脱しており、契約数推移が四半期ごととなっていた。
今回明らかになった契約者数実績推移は、2013年第1四半期から2014年第3四半期まで、四半期ごとに集計したもので、2014年第三四半期の契約数は、同年第2四半期の422万2000件から415万7000件に減少した。
契約者数の推移 | 2013年3月期第1四半期 | 2013年3月期第2四半期 | 2013年3月期第3四半期 | 2013年3月期第4四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 2014年3月期第3四半期 |
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UQ WiMAX | 290万6000件 | 362万4000件 | 392万9000件 | 408万4000件 | 422万2000件 | 427万5000件 | 415万7000件 |
UQコミュニケーションズでは、減少した理由についてWiMAXなどの新規契約者数は増えている一方で、2012年までに登場した+WiMAX対応モデルユーザーのLTE移行がそれを上回っているためと分析しており、減少傾向は今後もしばらく続くとみている。また、契約数が減少から純増に転じる時期の見通しや、そのための対策については「未定」と回答している。
なお、WiMAX 2+の契約数実績についても「非公開」としている。
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