UQ、ウィルコム、WCPが離脱――2013年10月契約数

» 2013年11月08日 15時53分 公開
[長浜和也,ITmedia]
グループ名 2013年10月純増数 累計
NTTドコモ 3万7100 6180万1900
KDDI 15万8900 3920万4100
ソフトバンクモバイル 22万9400 3429万4900
携帯総数 42万5300 1億3530万8100

 電気通信事業者協会(TCA)は11月8日、2013年10月末時点の携帯電話契約数を発表した。なお、これまで月次契約数を公表してきたUQコミュニケーションズとウィルコム、そして、Wireless City Plannningは、四半期に1度の公開に変更となり、TCAの月次集計に含まれないようになったため、実質的に、NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルの3社における契約数実績を示すことになる。

 純増数トップはソフトバンクモバイルで10月は22万9400件を獲得。次いでKDDI(au)も15万8900件の純増だった。NTTドコモも3万7100件の純増となった。ソフトバンクモバイルとKDDIの純増ペースは、9月実績を下回っている。

 累計契約者数はドコモが6180万1900件、KDDIが3920万4100件、ソフトバンクが3429万4900件で、3社の合計は1億3530万8100件だ。

MNP利用状況 差し引き
NTTドコモ −9万3100
KDDI 8万3900
ソフトバンクモバイル 8300
イー・アクセス −400(推定)

 MNPは、KDDIが8万3900件の転入超過で引き続きトップ。ソフトバンクも8300件の転入超過だった。NTTドコモは9万3100件の転出超過だ。ソフトバンクの転入超過実績は2013年に入って最も少ない。2013年で最も少ない実績を2カ月連続で更新している。一方、NTTドコモは転出超過が続いているものの、9月実績と比べて転出件数を減らした。転出件数の減少は2カ月連続だ。

 NTTドコモによると、契約数が純増になりMNP転出超過件数が減少した要因として、iPhone 5s/5cの在庫状況の改善と2013-2014年冬春モデル販売が好調であること、そして、各種割引サービスの認知などの効果で10月後半から実績回復が著しいという。なお、iPhone 5sの在庫状況はカラーバリエーション問わず回復しているとのことだ。

 一方、ソフトバンクモバイルでは、MNP転入実績が2013年で最も少ないことについて、2011年も2012年もiPhoneシリーズの発売時期はMNP転入実績が減る傾向にあり、今回もその一環という認識だ。なお、ソフトバンクモバイルでは、MNP実績より月間純増数実績を重視しており、こちらは、3キャリアの中で最も多く、依然として好調を維持していると評価している。

 KDDIでは、月間純増数が2013年で最も少ない値となったが、こちらは、月間純増数よりMNP実績を重視しており、こちらの転入超過は前月より低いものの、依然として8万件を超える高い数値を維持しているので、10月末時点の実績で特に問題はないと考えている。

純増数の推移

純増シェアの推移

MNP利用状況の推移

 なお、冒頭で紹介したように、10月末実績から、UQコミュニケーションズとWireless City Plannning、そして、ウィルコムは月次実績を非公開とした。いずれも契約実績の発表は四半期に1度となる。

 この理由について、UQコミュニケーションズは「競合が公開を中止する状況において、月次実績を公開する意味がなくなった」と説明し、ウィルコムは「TCAに合わせて月次実績を公開していたが、TCAではPHSしか発表せずウィルコム業務全体の実績と合わなくなっていた。そのため、TCAにあわせた公開をやめて、ソフトバンクグループと同じ四半期に一度の公開に変更した」としている。また、Wireless City Plannningでは、「UQコミュニケーションズが四半期に1度の公開に変更したので、月次で契約実績を公開する意味がなくなった」としている。

 参考までに、2013年7月から9月までのWireless City Planning、UQコミュニケーションズ、ウィルコムにおける契約数純増数の推移を以下に紹介しておく。

契約数純増推移 2013年9月純増 2013年8月純増 2013年7月純増
Wireless City Planning AXGP 19万9100 17万2800 11万3200
UQコミュニケーションズ UQ WiMAX 4000 3万8500 4万700
ウィルコム PHS 6万6900 3万7700 7万4600
WILLCOM CORE 3G 3万4800 1万8000 1万6900

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