携帯各社、長野県、群馬県、山梨県の大雪被害に伴う支援措置を実施

» 2014年02月17日 19時45分 公開
[村上万純,ITmedia]

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、ウィルコムの5社は、大雪の影響で災害救助法が適用された地域のユーザーを対象に、料金支払いの延期といった支援措置を開始した。

 対象地域は長野県茅野市、北佐久郡軽井沢町、北佐久郡御代田町、諏訪郡富士見町、群馬県安中市、山梨県富士吉田市、南巨摩郡早川町、南都留郡山中湖村、南都留郡富士河口湖町。今後災害救助法適用地域の拡大があった場合は、支援措置対象の地域も合わせて拡大する。

 各社の支援内容は以下の通り。

NTTドコモ

 対象地域のユーザーが携帯電話などの利用料金を窓口で支払っている場合は、2月請求分(1月分)の支払期限を3月31日まで延期する。2月17日から3月31日の間、故障した端末の修理代金を一部減額する。自治体などから要請があれば、携帯電話や充電器などを貸し出す。

KDDI

 大雪の影響で、auひかり、メタルプラス電話、au one net ADSL、ケーブルプラス電話の固定通信サービスを利用できなかった場合、ユーザーからの申告でその期間の月額基本料や付加サービス料を減額する。携帯電話および固定通信サービスの利用料金を窓口で支払っている場合、2月請求分(1月分)の支払期限を3月31日まで延期する。

 2月15日から2月28日までの期間、長野県、群馬県、山梨県、東京都、神奈川県、埼玉県、栃木県、愛知県、岐阜県、静岡県のauショップとPiPitで、大雪の被害で破損・故障した携帯電話機の修理費用を一部減額する。

 このほか、災害復興を行う市区町村や災害対策本部、公的機関などの団体から要請があれば、携帯電話や充電器などを貸し出す。

ソフトバンクモバイル

 対象地域のユーザーが利用料金を窓口で支払っている場合、1月利用分(支払期日が2月16日または2月26日)、2月利用分(支払期日が3月6日)の支払いについて、支払い期限を請求書記載の日付から1カ月延長する。

 大雪の影響によって携帯電話機が破損、水ぬれ、紛失した場合、一部機種は無償で、その他の機種は一部減額して交換する。修理の受け付けは、長野県、群馬県、山梨県のソフトバンクショップで開始する予定。

 災害復興を行う市区町村や災害対策本部、公的機関、NPO法人などの団体から要請があれば、携帯電話や充電器などを無償で貸し出す。

イー・アクセス

 被災したユーザーが窓口で料金を支払っている場合、2月請求分(1月利用分)の支払期限を、請求書記載の日付から1カ月延長する。2月15日から3月31日までの期間、大雪により破損、故障したイー・モバイルの携帯電話、データカード、ADSLモデムの修理費用を一部減免する。

ウィルコム

 対象ユーザーが利用料金を窓口で支払っている場合、1月利用分(支払期日が2月26日)の支払い期限を請求書記載の日付から1カ月延長する。

 また災害復興を行う市区町村の災害対策本部などの公的機関、NPO法人などの団体から要請があれば、ウィルコムの電話機や充電器などを無償で貸し出す。

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