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仕事も勉強も効率アップ! スマホ連携文具活用術おすすめ「スマホ周辺機器」特集(2/3 ページ)

» 2014年04月28日 10時29分 公開
[今西絢美ITmedia]

新聞や雑誌の記事のスクラップに役立つ「smareco PEN」

 Web上の記事をスクラップブック感覚で保存できるサービスは多数あるが、新聞や雑誌などの記事を残しておきたいこともあるだろう。そんなときはナカバヤシの「smareco PEN」(650円)の出番だ。

 新聞や雑誌などの印刷物で切り抜きたい箇所を専用ペンで囲み、専用アプリ「smareco PEN」(無料)で撮影する。切り取りたい範囲を確認して「完了」をタップすると、ペンで囲んだ範囲のみがデータ化される。ペン先は二股になっており、2本線をしっかり書けるようにペンをまっすぐに立てて使う必要がある。また、記事を囲む際には2本線が途切れないようにしたり、角がきちんと閉じられるように直線で囲ったりするなど、若干の慣れが必要になる。

photophoto 「smareco PEN」はiPadでの読み取りにも対応する(写真=左)。スクラップしたい記事を囲み、アプリで撮影。細かい部分のトリミングは手動で行える(写真=右)

 記事には名称、タグ、日付、コメントを付けられ、図形ツールやペンツールで記事に直接書き込むことも可能。保存した記事はメールやEvernoteに連携したり、写真としてスマホに保存できたりする。

photophoto 編集機能では記事に直接書き込める(写真=左)。名称やタグを付けておけば、あとから検索しやすい(写真=右)

 なお、私的使用の範囲を越えて雑誌・新聞などの著作物から画像や記事などを取り込むことや、取り込んだ画像などを他人に送信することは、著作権法上禁じられており、使用の差止、損害賠償の請求、刑事罰を受けることがあるので注意しよう。


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暗記シートが不要な「AnkiSnap」は資格学習に最適

 社会人になってからも、資格の勉強などで暗記学習をする機会があるだろう。スマホで手軽に暗記学習をするのに最適なのが「AnkiSnap」というマーカーだ。

 AnkiSnap(540円)は、専用アプリ「AnkiSnap」(無料)と組み合わせて使うことで、その良さがわかる。通常の暗記用ペンと同じように覚えたい箇所に線を引く。次に、AnkiSnapアプリで撮影すれば、マーキングした部分を認識し、マスクをかけてくれる。緑や赤のペンで線を引き、対応する色の下敷きを重ねることで単語や年号などを覚えた学生時代とは異なり、スマホ上で手軽にマスクをオン/オフできる。参考書を持ち歩く必要がないだけでなく、電車の移動中にもマスク部分を片手でタップするだけで正解を確認できるのがありがたい。

photophoto 「AnkiSnap」は、一見するとただのオレンジのマーカーだ(写真=左)。隠したい場所に線を引き、アプリで撮影する(写真=右)

 なお、マーカーにはシリアル番号の書かれたカードが付属しており、アプリの初回起動時にこのシリアル番号を入力しなければならない。有効期限は利用開始から1年で、継続して利用するには新たにペンを買い直す必要がある。

photophoto 線を引いた場所が黒く塗りつぶされる。タップすると下の文字が出てくる(写真=左)。初回起動時にシリアル番号を入力すると、有効期間が表示される(写真=右)
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