NTTドコモが2014年夏モデルとして発表した「AQUOS PAD SH-06F」は、7型のワイドUXGA(1200×1920ピクセル)ディスプレイを搭載したタブレット。3辺狭額縁「EDGEST」デザインを採用しており、フロント面の約81%をディスプレイが占める。

サイズは約106(幅)×175(高さ)×8.4(奥行き)ミリ、重量は約233グラム。画面の上と左右の縁をギリギリまで細くした「EDGEST」デザインを採用。背面はフラットなクリアパネルで、約800万画素のCMOSカメラを搭載している。カラーはホワイトのみOSはAndroid 4.4で、2.3GHzのクアッドコアプロセッサを搭載する。4200mAhのバッテリーを搭載し、省電力性能に定評があるIGZOディスプレイとシャープ独自の省電力機能「エコ技」により、長時間の電池持ちも期待できる。また60分で1800mAh以上を充電できる「急速充電2」にも対応。電話機能も内蔵しており、NTTドコモが6月下旬から開始する「VoLTE」も利用可能(ソフトウェアのアップデートにより対応)だ。発売は6月中旬を予定している。
SH-06F最大の特徴は7型タブレットとして世界最軽量の約233グラムを実現していること。狭額縁設計により、横幅は約106ミリに抑えられており、片手でしっかりつかむことができる。側面はVの字に面取りした「ヘキサグリップシェイプ」を採用しており、持ちやすく、滑りにくくなっている。右側面に電源キー、左側面にボリュームキーを配置し、片手でもこららのキーを操作可能だ。背面はフラットなクリアパネルになっている。LTEに対応し、電話機能も備えているので、ファブレットとして利用することも可能。防水、おサイフケータイ、ワンセグ・フルセグにも対応している。

ディスプレイサイズは、2013年8月に発売された前モデルAQUOS PAD SH-08E(左)と同じ7型だが、狭額縁設計により大幅なコンパクト化を実現している(写真=左)。新開発のバックライト「PureLED」の搭載により、赤を鮮やかに表現でき、人の肌の色などもよりナチュラルに表示できるようになった(写真=右)新書とほぼ同サイズであり、電子書籍ビューワとしても適している。ワンセグ・フルセグは引き出し式の内蔵アンテナで受信できるほか、自宅にいるときは同梱のUSB同軸変換ケーブルでアンテナに接続して視聴することも可能。録画にも対応しているので、充電しながらフルセグを録画し、外出先で録画した番組を楽しむといったこともできる。
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