写真で解説する「AQUOS PAD SH-06F」(1/2 ページ)

» 2014年05月27日 00時00分 公開
[村元正剛,ITmedia]

 NTTドコモが2014年夏モデルとして発表した「AQUOS PAD SH-06F」は、7型のワイドUXGA(1200×1920ピクセル)ディスプレイを搭載したタブレット。3辺狭額縁「EDGEST」デザインを採用しており、フロント面の約81%をディスプレイが占める。

photophoto サイズは約106(幅)×175(高さ)×8.4(奥行き)ミリ、重量は約233グラム。画面の上と左右の縁をギリギリまで細くした「EDGEST」デザインを採用。背面はフラットなクリアパネルで、約800万画素のCMOSカメラを搭載している。カラーはホワイトのみ

 OSはAndroid 4.4で、2.3GHzのクアッドコアプロセッサを搭載する。4200mAhのバッテリーを搭載し、省電力性能に定評があるIGZOディスプレイとシャープ独自の省電力機能「エコ技」により、長時間の電池持ちも期待できる。また60分で1800mAh以上を充電できる「急速充電2」にも対応。電話機能も内蔵しており、NTTドコモが6月下旬から開始する「VoLTE」も利用可能(ソフトウェアのアップデートにより対応)だ。発売は6月中旬を予定している。

世界最軽量の7型タブレット

 SH-06F最大の特徴は7型タブレットとして世界最軽量の約233グラムを実現していること。狭額縁設計により、横幅は約106ミリに抑えられており、片手でしっかりつかむことができる。側面はVの字に面取りした「ヘキサグリップシェイプ」を採用しており、持ちやすく、滑りにくくなっている。右側面に電源キー、左側面にボリュームキーを配置し、片手でもこららのキーを操作可能だ。背面はフラットなクリアパネルになっている。LTEに対応し、電話機能も備えているので、ファブレットとして利用することも可能。防水、おサイフケータイ、ワンセグ・フルセグにも対応している。

photophoto 左側面に音量ボリュームキー(写真=左)、右側面に電源キーを搭載(写真=右)。「ヘキサグリップシェイプ」という持ちやすさに配慮した形状にデザインされている
photophoto 上部にキャプレス防水のイヤフォンジャック、SIMカードとmicroSDカードのスロットを搭載。引き出し式のテレビ用アンテナも格納されている(写真=左)。下部のUSB接続口もキャップレスだ(写真=右)
photophoto ディスプレイサイズは、2013年8月に発売された前モデルAQUOS PAD SH-08E(左)と同じ7型だが、狭額縁設計により大幅なコンパクト化を実現している(写真=左)。新開発のバックライト「PureLED」の搭載により、赤を鮮やかに表現でき、人の肌の色などもよりナチュラルに表示できるようになった(写真=右)

 新書とほぼ同サイズであり、電子書籍ビューワとしても適している。ワンセグ・フルセグは引き出し式の内蔵アンテナで受信できるほか、自宅にいるときは同梱のUSB同軸変換ケーブルでアンテナに接続して視聴することも可能。録画にも対応しているので、充電しながらフルセグを録画し、外出先で録画した番組を楽しむといったこともできる。

photophoto 新書とほぼ同じサイズで、電子書籍を楽しむにも適している印象
photophoto 高画質のフルセグも視聴できる(写真=左)。家庭のTVアンテナと接続できるケーブルを同梱。充電しながら視聴や録画ができる(写真=右)
photophoto 同梱の卓上ホルダーは、フルセグや映画などを楽しむときに重宝する(写真=左)。本体右上にテレビ用のアンテナが格納されている(写真=右)
photo 電話アプリも内蔵。LTEを利用する高音質通話「VoLTE」は端末の発売以降、ソフトウェアのアップデートによって対応する予定
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