NTTドコモは5月28日、Appleの「iPad Air」と「iPad mini Retinaディスプレイモデル」のWi-Fi+Cellularモデルを6月10日に発売すると発表した。事前予約は6月2日からiPad取扱店およびドコモのWebサイトで受け付ける。また対象店舗やWebでの詳細な予約方法については、5月30日に改めて告知するという。
iPad Airは2013年11月1日、iPad mini Retinaディスプレイモデルは2013年11月14日に発売されており、日本ではKDDIとソフトバンクモバイルが取り扱っていた。ドコモ版の発売はアナウンスされていなかったが、これで3キャリアから最新iPadの2モデルが出そろった形となる。
iPad Airは厚さ7.5ミリ、重さ478グラム(Wi-Fi版は469グラム)の薄型軽量ボディを実現した、9.7型Retinaディスプレイ(2048×1536ピクセル)搭載のタブレット。iPad mini Retinaディスプレイモデルは、7.9型のRetinaディスプレイ(2048×1536ピクセル)を搭載するタブレット。
2モデルともプロセッサは64ビットアーキテクチャのA7を採用するほか、加速度センサー、ジャイロスコープ、コンパスなどの処理を独立して行う「M7コプロセッサ」を内蔵する。カメラは約500万画素のアウトカメラと約120万画素のインカメラを搭載し、1080pの動画撮影、手ブレ補正や静止画撮影時の顔検出機能をサポートする。
ドコモ版iPadの端末価格は、iPad mini Retinaディスプレイモデルの16Gバイトモデルが2年間の利用で実質負担0円から。またiPad Airの16Gバイトモデルは実質負担が6480円(税別)から。
またiPadの購入者向けに、申込み月から最大13カ月間、月々の利用可能なデータ量が自動で1Gバイト増量される「iPadボーナスパケットキャンペーン」を実施する。対象となるのは、「データプラン(スマホ/タブ)」をご契約し、さらに「シェアパック」の代表・子回線か「2台目プラス」対象回線にした場合。
11月1日発売:7.5ミリ厚で469グラム、より薄く軽くなった新iPad「iPad Air」登場
A7搭載、容量128Gバイトモデルも:待望の“Retina”化──Apple、7.9型の新型「iPad mini Retinaディスプレイモデル」 11月中発売予定
写真で解説する「iPad Air」「iPad mini Retinaディスプレイモデル」
ソフトバンクが「iPad mini Retina」「iPad Air」の端末価格を発表 実質0円のモデルも
Wi-Fi版も:ソフトバンク、「iPad mini Retina」を11月14日に発売
au版「iPad mini Retina」の16Gバイトモデルは実質0円 「iPad Air」の価格も発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.