「BEAMS」デザインで視線を独占 iPhone 5s/5を“おサイフ”にするケース

» 2014年08月06日 21時10分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 セレクトショップの草分け的な存在であり、世代や性別を問わず幅広い人気を集める「BEAMS」。そのBEAMSとエム・フロンティアのスマートフォンアクセサリー専門店「UNiCASE」がコラボレートとして生まれたのが、「都市シリーズ Designed by 『BEAMS』」と「アルファベットシリーズ Designed by 『BEAMS』」というiPhone 5s/5用スマホケース。

photo 上段が「都市シリーズ Designed by 『BEAMS』」、下段が「アルファベットシリーズ Designed by 『BEAMS』」
photophoto iPhoneに装着したところ
photo 背面パネルがスライドしてICカードを収納できる

 そのデザインはBEAMSらしいカジュアル感にあふれており、都市シリーズがニューヨーク、ハワイ、サンフランシスコ、東京の夕暮れ写真に、各地をイメージしたフォントで地名をあしらったもの。一方のアルファベットシリーズは、“BEAMS”の1文字づつを異なるフォントとカラーでどーんとレイアウトしている。そのデザインコンセプトは“遊びゴコロとセレクト感”とのことで、雑貨のような親しみやすさと、高いファッション性を兼ね備えている。

photophoto 背面と側面(の一部)を保護するバスタブ型のケース
photophoto スライドを全開にしたところ

 デザインと合わせて、ケースの背面をスライドさせるとICカード1枚を収納できるのも大きな特徴だ。iPhoneを“おサイフケータイ”にするためのケースはたくさんあるが、このBEAMSコラボケースほど個性的なデザインのものは少ない。そして、その機能が意外に本格的な点にも驚く。

 カードが収納できるiPhone用ケースは、大きく分けて2種類ある。1つはスマホとケースでカードを密閉してしまうタイプ。このタイプはケースを外さない限りカードが取り外せないため、カードを落としたり無くす心配が少ない。おサイフケータイとしてタッチする分には安心だが、カードを取り外したい場合――例えば交通系のICカードで切符券売機を使う時や、クレジット一体型のカードでクレジット払いしたい時――にケースを外す必要があり、カードを頻繁に出し入れする場合には向いていない。

 そしてもう1つはカードが出し入れしやすいよう、スロットやポケットを設けたタイプ。ブックカバータイプでカード入れがあるのも、このタイプに分類できるだろう。こちらはすぐにカードを取り出せる反面、何かの拍子にカードが行方不明になる可能性が高い。またハードタイプの場合はサイズが大きくなってしまうのも問題だ。

photophoto カードはスロット状の収納部へ滑り込ませるように入れる
photophoto ケースを装着しても、ホームキーはもちろん側面の操作部やLightningコネタクの利用に支障はでない。またスリムさも損なわないサイズ感だ(写真=左)。スライド部分はなだらかでスムースな仕上がり(写真=右)

 今回のBEAMSコラボケースはどちらかといえば後者のタイプだが、カードをしっかり確実に収納できてほぼ密閉できる点が異なる。スライドを閉めきるとパチッと固定され、また全開にしてもカードが抜け落ちにくいので安心だ。そしてスライドに指をかけてちょっとずらすと、すぐにカードを取り外せる。これなら普段はおサイフケータイとしてiPhoneを使いつつ、券売機でのチャージなど必要に応じてカードをサッと用意できる。

photo 製品には液晶保護シートとクロスが付属

 BEAMSとコラボ、ということでデザイン性に目が行きがちな製品だが、なかなかどうして機能性も高い実用重視のiPhoneケースと言えるだろう。BEAMSおよびスマートフォンアクセサリー専門店「UNiCASE」の限定販売で、価格は3500円(税別)。

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