第57回 「Hyperlapse from Instagram」でハイパーラプス動画を楽しもう荻窪圭のiPhoneカメラ講座(1/2 ページ)

» 2014年09月09日 22時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 2014年9月に登場するやいなや、わたしの回り(まあIT系やブロガー系の人たち)で爆発的に流行ったアプリがある。Instagram製のHyperlapseだ。正確にいえば「Hyperlapse from Instagram」である。

 これが実に面白い。

 簡単にいえば「早送り動画」を撮るアプリ。

 ハイパーラプスとはそもそも一人称視点のタイムラプス動画を指す言葉。タイムラプス動画というのは、一定間隔で撮影した写真をつないで動画にしたもので、最近かなりポピュラーになってきたため多くのデジカメが搭載しているし、iPhone用アプリも出ている。

 仮に1秒に1枚ずつ1時間写真を撮ると全部で3600枚になる。それを秒30コマの動画にすると約120秒。つまり1時間の動きを2分に縮めた早送り動画になるのだ。時を圧縮し、ゆったりした大きな動きを凝縮して楽しめるわけである。

 その一人称動画版がハイパーラプス(そういう理解でOk)。一人称ってことは自分の行動をぎゅっと圧縮するわけで、口で言うのは簡単だが、実は難しい。人の動きって「ブレまくってる」からである。そのままではガタガタしててとても動画として成り立たない。

 そこでさまざまな技術を使ってブレを補正し、きれいな動画にするのである。ハイパーラプスとはまあそういうもの。

 さて話は戻ってiPhone用のHyperlapseアプリ「Hyperlapse from Instagram」だ。

 このアプリ自体はタイムラプスではなく、通常の動画を撮影し、それを指定した速度で保存する、というシンプルなものだが、特筆すべきは「ブレ補正」。細かな振動やブレをきれいに抑えた動画を作ってくれるのだ。

 例えば自転車の車載ハイパーラプス動画。普通にiPhoneで動画を撮ると、自転車の細かい振動やハンドルの動きですごくブレが気になる動画になる。それをこのアプリで撮ると、細かい振動がうまく補正されて滑らかな動画になるのである。こんな風に。

自転車に装着したiPhoneで撮影し、8倍速記録した。動画のサイズは1280×720。音声はなし

 見事に自転車のブレが補正されて滑らかに走ってるように見えるではないか。これはすごい。

 ちなみに、一見、歩行者や自動車の狭い隙間を高速でぬって走っててめちゃ危険な運転してるように見えるけど、違いますからね。8倍速にしてるからそう見えるだけですからね。実際には人が多いところは徐行運転しております。為念。

 iPhoneはこんな風に自転車に装着してある。

Hyperlapse on iPhone 5s RAMマウントというシステムで自転車のハンドルバーに装着。カメラを前に向けて固定する

 自転車などの車載動画って等倍で見るとけっこうかったるいし細かくブレて見づらいけど、Hyperlapseを使えば短時間に納められるし動きもスムーズ。4倍速くらいにおさえれば簡単な道案内にも使えそうだ。

Hyperlapseの使い方

 使い方はInstagram製だけあってすごく簡単。まずアプリを起動して録画ボタンを押すだけ。

Hyperlapse アプリを起動するとすぐ録画画面。右下の丸数字は、録画はしたけどまだ処理をしてないデータがひとつありますよという意味

 すると録画しながら、下に録画時間と6倍速で動画にした場合の時間が表示される。

Hyperlapse 録画中。下に録画時間が表示されるのがうれしい

 頃合いを見計らって録画をストップ。次は再生速度の指定だ。1倍(等倍)から12倍までを指定できる。

Hyperlapse 標準は6x
Hyperlapse 1x(要するに等倍)
Hyperlapse 12xが最高速。この場合、1分15秒撮った動画を6秒で再生する

 で、映像を見ながら速度を決めたらチェックをタップ。するとレンダリングが始まり、カメラロールに保存されるのだ。

 最後に、それをシェアするかどうかを決める。シェアする先はFacebookかInstagram。まあInstagramはFacebookが買収したのでこの2つってのはさもありなん。

 Instagramに上げるときは基本正方形トリミングで最長15秒となる。だからうまく15秒におさまるよう調節するといい。そのまま見せたいときはFacebookがお勧め。YouTubeなど、他のサイトに上げたい人は、カメラロールから直接上げよう。

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