独身男のむさ苦しい部屋にこそ、潤いを与えてくれる植物が欲しいもの…。しかし、植物を上手に育てるにはこまめなお世話が欠かせません。どう考えても自分には無理だと思っている人もいるのではないでしょうか。ええ、筆者もそうです。
そんな人にオススメしたいのが、仏パロット社の『Parrot Flower Power』です。こちらは周囲5〜10cmの範囲の土壌水分や肥料、気温、光量を計測できる植物センサー。鉢植え、地植えを問わず、植物の近くに挿しておくことで、成育に欠かせないステータスを測定することができます。
各種データは2時間ごとにBluetoothでスマホに転送・同期されますが、手動でなら15分おきに同期させることも可能です。さらに、アプリには木・草花・野菜など6000種の植物の適切な環境がライブラリー化されているため、育てている植物にあわせた水やりや肥料の追加タイミングまでアドバイスしてくれます。問題があればどんな行動をとればいいのか、具体的に指示してくれるのはありがたい次第。
園芸というアナログな趣味に、デジタル技術を持ち込んだ新世代の園芸用品。「緑のある生活がしたい、でも育てるのは無理そう」とあきらめていた人は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。(熊山 准)
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