韓国LG Electronicsは4月28日(米太平洋時間)、昨年5月に発表した「LG G3」の後継モデルに当たる次期フラッグシップ端末「LG G4」をニューヨークで開催したイベントで発表した。29日から韓国で発売し、段階的に世界の180の通信キャリアを通じて販売地域を拡大していく。価格はまだ発表されていない。
「LG G Flex」ほどではないが、ディスプレイは緩やかな曲面になっている。筐体もカーブしており(「Slim Arc」デザイン)、このカーブで持ちやすくなっているだけでなく、ディスプレイ側が下になった状態で落下させた場合の耐久性がフラットなディスプレイよりも20%高いとしている。
筐体の素材は植物タンニンなめし革(6色)かセラミック(3色)から選べる。なめし革は手触りが良く、持つほどに色が深まるとしているが、革なので当然耐水性は低い(素材によって価格が異なるかどうかはまだ不明)。
ディスプレイのサイズはG3と同じ5.5型で解像度もクアッドHD(2560×1440ドット、538ppi)のままだが、色再現が20%、明るさが25%、コントラストが50%向上したという。
プロセッサはQualcomm Snapdragon 808(6コア)、RAMは3Gバイト。ストレージは32Gバイトのみだが、2Tバイトまで対応のmicroSDスロットを備える。
メインカメラは1600万画素でF1.8、G3と同様に「Laser Auto Focus」や手ぶれ補正機能を搭載する。シャッタースピードやホワイトバランスを自分で微調整するマニュアルモードも搭載。撮影した画像はRAWかJPEGで保存できる。インカメラは800万画素で、セルフィー(自分撮り)撮影でカメラに向かって2回手のひらを開閉することで2秒おきで4枚の写真を撮影する機能がある。
ソフトウェア面では、端末の背面を2回叩くことでディスプレイがオフのまま写真が撮影できる「Qucik Shot」、複数のカレンダーやSNSの予定をドラッグ&ドロップで1つのカレンダーにまとめる「Event Pocket」、気象情報や旅行などに役立つパーソナライズしたプッシュ通知を設定できる「Smart Notice」などがある他、「Google Office」(と発表文には書かれているが恐らく「Google Docs」のことと思われる)がプリインストールされている。また、Googleドライブの100Gバイト分が2年間無料で利用できる。
機種名 | LG G4 |
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OS | Android 5.1 Lollipop |
ディスプレイ | 5.5型 Quad HD IPS Quantum Display(2560×1440、538ppi) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 808(6コア:1.8GHz×2 + 1.44GHz×4) |
RAM | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大2Tバイト) |
メインカメラ | 1600万画素、F1.8、OIS、レーザーフォーカス |
インカメラ | 800万画素、F2.0 |
サイズ | 148.9×76.1×6.3〜9.8ミリ |
重さ | 155グラム |
バッテリー容量 | 3000mAh(脱着可能) |
ネットワーク | LTE対応 |
色(本革) | 黒、茶、赤、青、ベージュ、黄 |
色(セラミック) | メタリックグレー、白、金 |
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