“220Mbps”級WiMAX 2+対応ルーター「W01」と「WX01」はどちらを選ぶ?(第2回):5GHz帯無線LANを使いやすいのはどちら?(1/3 ページ)

» 2015年05月14日 12時00分 公開
「W01」ココが「○」
802.11ac設定でMIMO対応
クレードル利用時にW52自動選択
「W01」ココが「×」
iOS端末との無線LAN接続設定が手動のみ
公衆無線LAN有効で2.4GHz帯固定

「WX01」ココが「○」
クレードル接続時でも高速通信可能
バッテリー交換可能
「WX01」ココが「×」
クレードルとの着脱時に再起動が必須
電力管理がやや煩雑

 UQコミニュケーションズから「Speed WiFi Next」シリーズとして2015年1月にファーウェイ製の「W01」が、2015年3月にNECプラットフォームズ製の「WX01」が登場した。どちらもWiMAX 2+の下り最大220Mbpsに対応するモバイルルーターで、MVNOからも提供を開始している。この2製品は受信速度こそ最大220Mbpsと共通だが、その高速化の方式も、展開途上のWiMAX 2+エリアを補完するためにサポートする通信方式も異なり、そして、ソフトウェアユーティリティなどの違いなど、その相違点は意外と多い。

下り最大220Mbpsに対応したWiMAX 2+モバイルルーターとして登場した「WX01」(写真左)と「W01」(写真右)」

 前回は、WX01とW01の本体サイズからマンマシンインタフェース、そして、付属のユーティリティソフトウェアなど、主に“使い勝手”を中心に検証してみた。今回は、それぞれが用意している無線LANの機能、特に5GHz帯における屋外屋内利用への切り替え設定から、クレードルを接続したときの挙動、そして、バッテリー駆動時間を確かめてみる。

iOSデバイスとの無線LAN接続設定に違いあり

 無線LANは両製品とも2.4/5GHz帯両対応、802.11ac対応、2x2 MIMO対応、WPS対応と仕様は肩を並べる。ただし、802.11acはWX01がMIMO非対応となる、最大通信速度の理論値はW01が866Mbps、WX01が433Mbpsだ。モバイル利用であれば実用的にはさほど差異はないが、同じ条件下ならW01が802.11acの2x2 MIMO対応端末と高速で通信できる可能性が高い。自宅などでも無線LANルーターとして本格的に使うなら、設置の自由度が増し、WiMAX 2+の高速性をより生かせるという点でW01が優位といえる。

 一方、W01はiOS端末との無線LAN接続設定が手動設定のみだ。WX01はワンタッチとまではいえないものの、iOS端末向けにQRコードから接続プロファイルを作成するアプリを提供しており、購入時設定のままであればQRコードを印刷した付属のシートを使って無線LAN接続が開始できる。1回設定すれば後はしなくて済む作業だが、初期設定の長い文字列のパスワードを入力する手間を省略できることを考えると、この違いはユーザーにとって意外と大きい。

 公衆無線LANの利用は、au WiFi Spotの利用であればどちらも設定は必要なく、機能を有効にすればエリア内に入ると自動で接続する。W01は本体のタッチパネルでON/OFFできるし、WX01は公衆無線LANに自動接続後でも「NEC WiMAX2+ Tools」でWAN接続(WiMAX 2+/WiMAX)と任意に切替できる。ただ、W01は公衆無線LAN接続を有効にすると無線LANを2.4GHz帯に固定してしまうので、実効通信速度への影響が気になる。都市部の公衆無線LANの2.4GHz帯は通信速度が極端に遅いことも多々あるからだ。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月06日 更新
  1. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  2. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  3. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  4. ドコモがRCSで同意未取得の不備 約1万6000件に影響、対象ユーザーは利用停止に (2026年10月04日)
  5. JALモバイルはなぜIIJに加え「ahamo」を選んだのか? JALとドコモが明かす“ホワイトレーベル”の狙い (2026年10月05日)
  6. 高市首相がAppleに要請――「自殺防止機能の搭載を」 生成AIへの相談増加を受け (2026年10月03日)
  7. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  8. ahamoがついに料金プランを改定。段階制へ――「40GB」が業界の新たなスタンダードになるのか (2026年10月04日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【10月4日最新版】 ポイント10〜20倍の獲得チャンス多数 (2026年10月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー