ベゼルを回して操作 Samsung発表イベントで「Gear S2」をチェック――「Galaxy View」の予告も:デジタルクラウンより使いやすい(1/2 ページ)

» 2015年09月04日 18時03分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 韓Samsungは9月3日(ドイツ時間)、IFA 2015開幕前日のベルリンで新製品発表会を開催し、新型のウェアラブルデバイス「Samsung Gear S2」を発表した。

photo 「Gear S2」大きすぎず腕にはめても違和感のないサイズ
photo 高級感あるデザインの「Gear S2 Classic」

ディスプレイは円形に、回転するUIも採用

 Samsung Gear S2は同社のウェアラブルデバイス「Gearシリーズ」の最新モデルだ。腕時計の形をしたいわゆるスマートウォッチである。これまでスクエアなディスプレイを採用していたが、このGear S2では新たに円形のSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用。サイズは1.2型で解像度は360×360ピクセルとのこと。

photo 円形ディスプレイを採用したSamsung Gear S2
photo 家電のボリュームつまみを左右に回す行為は誰もが行っている
photo Gear S2もそれと同じ。ディスプレイ外周のベゼルを回転して操作する

 円形ディスプレイを採用したのには大きな理由がある。それはディスプレイ外周にあるベゼルを回して、Gear S2を操作するためだ。Samsungは、“回す操作”は家電、例えばオーディオのボリュームつまみを指先で左右に回すなど、人間が日常的に行う自然な操作だ説明。この回転ベゼルを使ったGear S2の操作体系を、「Circular UX」(サーキュラーUX)と名付けた。

 Circular UXのメリットは、アプリや画面の切り替えを小さなボタンや画面タッチではなく、手に触れやすいベゼル部分を回して操作できること。実際に試してみたが、ベゼルの回転トルクは軽く、スムースに操作できた。

photo Gearディスプレイを指先で隠すことなくスクロールできる
photo 表示の拡大縮小もベゼルを回すだけ
photo デジタルクラウンを採用する他社のスマートウォッチよりも使いやすいという

 Gear S2は従来のタッチパネル操作もできるが、例えばスワイプ操作は画面を指先で隠してしまう。新しいベゼルの回転操作であれば、画面を見たまま表示内容のスクロールが可能だ。さらに画面の拡大縮小も、小さい画面上で指先をピンチ操作する必要はなく、同様にベゼルの回転で行える。

photo 側面にホームボタン、戻るボタンの2つを配置

 なお側面には2つのボタンがある。過去のGearシリーズは本体前面にホームボタンを1つ配置し、戻る操作は画面を上から下へスワイプしていた。Gear S2は側面下側のボタンがホームボタンとなり、これを押すといつでも時計の画面に戻る。またアプリ一覧画面への切り替えもこのボタンで行う。そして上側のボタンは新たに設置された戻るボタン。1つ前の操作に戻るとき、いつでもワンプッシュで戻れるようになった。

photo 厚さは11.4ミリ。裏側には心拍数計測センサーを内蔵。充電はワイヤレスとなり端子はなくなった。側面にあるのはホームボタンと戻るボタン
photo Circular UX。時計のベゼル部分全体が回転する
photo ベゼルを回すと画面が切り替わっていく
photo メールなどの本文を表示したら、同様にベゼルを回せばスクロールもできる
photo ホームボタンを押してアプリ画面を表示。アプリもベゼルを回転させて使いたいものを選ぶ
photo Samsung以外のスマートフォンでも利用可能になった

 そして今回最も大きな変更点といえるのが、対応機種の拡大だ。従来のGearシリーズはSamsung製のスマートフォンのみで利用可能だったが、Gear S2は対応機種が他社スマホにも広がり、動作可能モデルが「Android 4.4以上、メモリ1.5Gバイト以上」のモデルとなった。なお従来モデルと同じく、Gear S2を使うにはAndroidスマートフォンに接続アプリをインストールして、ペアリングする必要がある。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  2. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  3. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  4. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  5. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  6. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  7. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  10. 【ニトリ】599円の「マルチスタンド」 スマホやタブレットのキッチン利用も便利 (2026年10月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー