実力は“300Mbpsオーバー” ドコモが「AQUOS ZETA SH-01H」を10月29日発売ハイスピードIGZO搭載

» 2015年10月26日 16時54分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 NTTドコモは、下り最大300Mbpsに対応したシャープ製スマートフォン「AQUOS ZETA SH-01H」を10月29日に発売する。直販サイト「docomo Online Shop」の販売価格は一括9万3312円(税込、以下同)。2年間の割引を差し引いた実質負担額は、新規契約/機種変更/番号ポータビリティ(MNP)を問わず5万1192円。

「AQUOS ZETA SH-01H」 「AQUOS ZETA SH-01H」

 SH-01Hは、従来モデルの2倍(120Hz)で駆動する5.3型フルHD(1080×1920ピクセル)表示のハイスピードIGZOを搭載したモデル。ハイスピードIGZO液晶は残像感が少なく、特に映像コンテンツを表示した際の見やすさを改善したという。

 通信速度と液晶の描画速度だけでなく、高速オートフォーカスと120fpsのハイスピード動画に対応したカメラ、触れるだけで素早くロックを解除できる指紋センサーと画面を点灯できるグリップマジックなど、さまざまな操作をスピーディーに行えるハイスペックモデルとして開発された。

「AQUOS ZETA SH-01H」の指紋センサー 「AQUOS ZETA SH-01H」の指紋センサー

 SH-01Hの発売に合わせてドコモは、下り最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」(LTE-Advanced)を提供する。29日時点の300Mbps対応エリアは全国44都道府県380都市で、詳細はサービス開始後にドコモのWebサイト上で確認できる。

 さらに、ドコモラウンジ(東京・有楽町)、ドコモスマートフォンラウンジ名古屋(名古屋市・栄)、ドコモショップグランフロント大阪店(大阪市・北区)の3カ所では、下り最大337.5MbpsのPREMIUM 4Gを開始。店内限定ではあるが、SH-01Hならより高速な通信サービスが体験できる。使われる周波数帯域とそれぞれの通信速度は、2GHz帯:下り最大150Mbps、1.5GHz帯:下り最大112.5Mbps、800MHz帯:下り最大75Mbps。

 ドコモ広報部によると、SH-01H自体は下り最大375MbpsまでのLTE-Advanced通信に対応しているという。ただしネットワーク側が対応していないため、現在の最大通信速度は300Mbpsになる(上記のドコモ3店舗を除く)。

「AQUOS ZETA SH-01H」の主な仕様
機種名 AQUOS ZETA SH-01H
メーカー シャープ
OS Android 5.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8992/1.8GHz+1.4GHz 6コア
メインメモリ 3Gバイト
ストレージ 32Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大200Gバイト)
ディスプレイ 約5.3型フルHD IGZO液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 LTE:約1300分、3G:約840分、GSM:約850分
連続待受時間 LTE:約490時間、3G:約550時間、GSM:約430時間
バッテリー容量 3100mAh(取り外し不可)
メインカメラ 有効約1310万画素CMOS
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディカラー Blue、Black、Magenta
サイズ 約74(幅)×139(高さ)×7.9(奥行き)ミリ
重量 約151グラム

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