指紋認証センサーは右側面に移動。認証速度は速いのだが、センサー自体はスリープ解除操作と連動していない。本体を握るとスリープが解除されるグリップマジックと合わせた利用を想定しているとのことだ。
このほか、新たな便利機能として、端末を持ったまま裏返すように手首をひねると、1つ前に利用していたアプリへ移動する「ツイストマジック」や、エモパーが就寝時間だと判断すると、画面をやや暖色寄りにして目に優しい画質に移行する「リラックスオート&リラックスビュー」機能も搭載された。
人工知能のエモパーも進化し、入力した体重情報を参照してヘルスケアのアドバイスを受けられるようになっている。体重は音声などの手入力に加え、タニタが販売する一部の体組成計とも連携できる。
ホーム画面は「docomo LIVE UX」と「docomoシンプルUI」のほか、シャープ独自の「Feel Home」、Android標準がベースの「Google Now ランチャー」を搭載する。
アウトカメラは2260万画素の裏面照射積層型CMOSへと大幅に性能が向上した。F1.9の明るいレンズを搭載し、約0.4秒の高速起動と約0.02秒のハイスピードオートフォーカスにも対応する。
以前から同社のスマホはリコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画像認証プログラム「GR certified」も取得しているが、今回は光学式手ブレ補正や画像処理プロセスを改善することで、暗所撮影はもちろん明るいシーンでの画質も改善したという。デジタルズームは約3倍〜8倍まで、超解像技術による自然な拡大が可能だ。
カメラに新搭載したのが花火モード。普通に花火を取るとブレたりフォーカスが合いづらく、さらにタイミングやシャッター速度を合わせないと花火が広がったときにきれいに撮影できない。だが、花火モードをオンにすると花火が開いた瞬間を自動的に認識して最適な明るさで撮影できる。このほか、秒間240コマのハイスピード撮影や、4K動画撮影からの切り出しといった機能も利用できる。
インカメラは本体デザインの変更により、以前は本体下部だったのが本体上部のオーソドックスな位置に移って使いやすくなった。500万画素の広角レンズ(24ミリ相当)に加え、新たに美肌補正機能も搭載。自分撮り(セルフィー)が使いやすくなった。
デザインを一新した「AQUOS ZETA SH-04H」――高速&高精細カメラを搭載【画像追加】
ドコモ、「X Performance」「S7 edge」など夏モデル7機種を発表 高音質VoLTEやスグ電などで独自色【画像追加】
ドコモ2016年夏モデルの価格をチェック――実質2万円台前半〜6万円台【更新】
ドコモの「VoLTE(HD+)」とは何か? 通話音質を高める意義
ドコモのスマートフォン、投入サイクルは各メーカー「1年単位」へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.