ITmedia Mobile 20周年特集

いよいよ発表! 2016年を代表するスマホは……?スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016(1/4 ページ)

» 2016年12月30日 06時00分 公開

 2015年12月から2016年11月までに発売されたスマートフォンの中からベストな機種を選出する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016」。12月上旬に実施した審査会では、各選考委員が2016年の携帯電話業界を振り返りつつ、ノミネート候補に挙げた機種について語りました。

 審査会に出席できなかった山根康宏氏からは、別日にノミネート候補機種に関するコメントをいただきました。

 各候補が挙げた候補機種から、選んだ人数が多いロボホン(シャープ)、Galaxy S7 edge(サムスン電子)、HUAWEI P9(Huawei)、arrows M03(富士通コネクテッドテクノロジーズ)、iPhone 7(Apple)、iPhone 7 Plus(Apple)、ZenFone 3(ASUS)、honor 8(Huawei)、Moto Z(モトローラ・モビリティ・ジャパン)、Xperia XZ(ソニーモバイルコミュニケーションズ)の計10機種をノミネートしました。

 選考委員には、1人あたり25点の持ち点が与えられます。25点のうち、1位の機種には10点、2位以下の機種には1機種9点を上限として残りの15点を自由に配分できます。

 山根康宏氏の点数配分はすでに明らかになっていますが、その他9人の選考委員とITmedia Mobile編集部は、どの機種に、どのように点数を投じたのでしょうか……?

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016 「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016」の栄冠はどの機種に……?
審査会の様子 審査会の様子

らいら氏:1位を「iPhone 7 Plus」と「HUAWEI P9」で迷った

ITmedia Mobile 田中 皆さんノミネート機種の選定、そして点数配分お疲れ様でした。今回不在となっている山根さんの結果待ちではありますが、現時点で皆さんがどう点数を配分したのか、見ていきましょう。

 まず初参加のらいらさんの配点はこのような感じです。

  • iPhone 7 Plus……10点
  • HUAWEI P9…7点
  • iPhone 7……6点
  • ロボホン……1点
  • Galaxy S7 edge……1点

らいら氏 1位のiPhone 7 Plusと2位のHUAWEI P9は迷いましたね。だけど皆さん、P9に点数入れるだろうなって思って、とくにすずまりさんは(笑)。

一同 (笑)。

すずまり氏 まるで私がステマしているみたいに言わないで(笑)。

石野氏 バトルだ! これは面白くなってきました!

一同 (笑)。

らいら氏 スマートフォン・オブ・ザ・イヤーの審査員を初めて務めたらいら氏

すずまり氏:「HUAWEI P9」のカメラは“エモい”

田中氏 では、そのすずまりさんの結果です。P9に10点を入れましたね。

  • HUAWEI P9……10点
  • honor 8……6点
  • Galaxy S7 edge……4点
  • iPhone 7 Plus……2点
  • ロボホン……1点
  • ZenFone 3……1点
  • Moto Z……1点

すずまり氏 そして、honor 8には6点入れています。やはり今年は「カメラといえばHuawei」というしかないです。とくにP9の“エモさ”が良かったですね。

 4点を投じたGalaxy S7 edgeも、2016年の前半は推していましたが、発熱するとカメラが起動できない場合があるのが……。それだけでカメラ好きには致命的。旅行とか肝心なときに撮れない可能性がありますから。修理に出してもそんな状態ですからね。画質は好きなのですが。

すずまり氏 カメラについて熱く語るすずまり氏

太田氏:「HUAWEI P9」はSIMロックフリー端末の中で飛び抜けた存在

田中氏 太田さんの点数も見てみましょう。太田さんもP9に10点ですね。

  • HUAWEI P9……10点
  • Galaxy S7 edge……7点
  • iPhone 7 Plus……6点
  • ロボホン……1点
  • Moto Z……1点

太田氏 ノミネート候補に挙げたときに言った通りです。2016年はP9でしょう。MVNOの年でもありましたし、SIMロックフリーのスマホでとくに飛びぬけて良い端末だったので1位と決めていました。

 ただ、Galaxy S7 edgeも良い端末だったし、iPhone 7 Plusのインパクトも大きかった。どちらにも高めの配点をしたかったので、結果Galaxyに7点、iPhoneに6点としました。Moto Zとロボホンは面白かったので、来年(2017年)以降こういう端末がもっと出てきてほしいという思いを込めて1点ずつ入れました。

太田百合子氏 Moto Zとロボホンへの期待を語る太田氏
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