ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(現・富士通モバイルコミュニケーションズ)製スマートフォン「Windows Phone IS12T」です。
IS12Tは、OSに「Windows Phone 7.5」を搭載した世界初のスマートフォンです。OSとしてのWindows Phoneは、バージョン7.5で初めて日本語をサポートしました。従って、IS12Tは日本初のWindows Phone搭載スマホということにもなります。
3.7型のワイドVGA(480×800ピクセル)液晶を採用したコンパクトなスマホですが、IPX5/IPX8、IP5X等級の防水・防塵(じん)性能を有しています。アウトカメラには1320万画素CMOSセンサーを採用していました。
Officeファイルの閲覧・編集、クラウドストレージサービス「Windows Live SkyDrive(現・OneDrive)」や「Xbox LIVE」との連携機能など、Microsoftのサービスをふんだんに盛り込んでいます。
なお、IS12Tの次に出たWindows Phoneは、2015年に発売されたWindows Phone 8.1搭載の「MADOSMA Q501」(マウスコンピュータ)となります。約4年間、日本では唯一のWindows Phoneスマホだったということになります。
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