Windows Phone日本初上陸 防水・防塵対応の「IS12T」(懐かしのケータイ)

» 2017年10月21日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(現・富士通モバイルコミュニケーションズ)製スマートフォン「Windows Phone IS12T」です。

「Windows Phone IS12T」(正面)
「Windows Phone IS12T」(背面) 「Windows Phone IS12T」

 IS12Tは、OSに「Windows Phone 7.5」を搭載した世界初のスマートフォンです。OSとしてのWindows Phoneは、バージョン7.5で初めて日本語をサポートしました。従って、IS12Tは日本初のWindows Phone搭載スマホということにもなります。

 3.7型のワイドVGA(480×800ピクセル)液晶を採用したコンパクトなスマホですが、IPX5/IPX8、IP5X等級の防水・防塵(じん)性能を有しています。アウトカメラには1320万画素CMOSセンサーを採用していました。

 Officeファイルの閲覧・編集、クラウドストレージサービス「Windows Live SkyDrive(現・OneDrive)」や「Xbox LIVE」との連携機能など、Microsoftのサービスをふんだんに盛り込んでいます。

キー回り
カメラ回り

 なお、IS12Tの次に出たWindows Phoneは、2015年に発売されたWindows Phone 8.1搭載の「MADOSMA Q501」(マウスコンピュータ)となります。約4年間、日本では唯一のWindows Phoneスマホだったということになります。

斜めからの視点

「IS12T」の主な仕様

  • 発売日:2011年8月25日
  • キャリア:au
  • メーカー:富士通東芝モバイルコミュニケーションズ
  • サイズ:約59(幅)×118(高さ)×10.6(奥行き)mm
  • 重量:約113g
  • メインディスプレイ:3.7型(480×800ピクセル)TFT液晶 26万色
  • アウトカメラ:有効約1320万画素CMOS
  • ボディーカラー:シトラス、マゼンタ、ブラック

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