焼肉を食べたらVRゲーセンで腹ごなしできる韓国:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2018年01月18日 06時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 筆者は韓国での取材や所用がよくあるので、1〜2カ月おきに韓国へ行っています。韓国へ行ったらサムスンのお店「Samsung digitalplaza」や、韓国のSNS「カカオトーク」のキャラクターグッズの店へ行くのが決まり。カカオのお店にはスマートフォンケースやモバイルバッテリーなど、意外とモバイル絡みの製品も売られています。

Samsung digitalplaza 韓国主要都市にあるサムスンのお店「Samsung digitalplaza」
カカオフレンズストア スマホ関連グッズもあるカカオフレンズストア

 そして韓国で食事といえば焼肉。牛肉もいいけど豚肉も安くておいしいんです。なお牛はミディアムでもいけますが、豚はしっかり焦げ目がつくまで焼きましょう。韓国は野菜と一緒に肉を食べるので意外とヘルシー。ただし難点は1人だと行きにくいこと。お肉は2人前からという店もよくあります。もちろん1人で2人前くらい食べることはできるのですが、1人で肉を焼くよりも、友人たちとわいわいやりながらのほうが食事も楽しいでしょう。

焼き肉 韓国焼き肉の王道、牛肉は2人以上で食べに行きたい
焼き肉 豚肉も実はウマい。しっかり焼くことが大切

 さて、焼肉はついつい食べ過ぎてしまうもの。食後にそのままホテルに戻って寝てしまうのも体によくありません。腹ごなしに散歩したり、ここ1年で急激に増えているクレーンゲームで遊んだりするのもいいかもしれません。

 でも最近はこんなお店も増えています。VRを使った体感マシンの置かれたゲームセンターです。韓国や中国はVRの開発者が増えており、HTCのVIVEやOculus向けに多くのコンテンツを提供しています。またVRをリアルに体感できるVRマシンを製造するメーカーも増えています。韓国ではこの手の店が100店舗以上あり、中には数多くのマシンを設置した本格的な店舗もあるそうです。

VRゲームセンター 街中にあったVRのゲームセンター

 今回立ち寄ったのは釜山の隣の都市の街中にあるお店。繁華街の一角に位置していました。店内は狭いながらもVRマシンが数台設置されていて、いくつかのコンテンツが選べます。ゲーム代は1回5000ウォン、約500円から。それほど安くはありませんが、自分でVRゴーグルを買うことを考えたらお店で遊べる方が手軽です。

VRゲームセンター 2台のVRマシン。スマートフォンをはめるVRグラスを使うようだ

 盛り上がっていたのは板を床に引いてその上を歩く「空中散歩」のコンテンツ。歩くだけという単純さが受けて、食後に立ち寄ったグループ客がこぞってプレイしていました。モニターに映し出された映像を見ている周りの友人たちが「もっと前へ!」「大丈夫、落ちないから」などと声をかけるものの、プレイしている人は一歩も進めず。見ている方も十分楽しめます。

VRゲームセンター 見ている方も楽しめる、Viveを使った空中散歩

 韓国の展示会へ行くと、最近ではスタートアップ系のVR関連企業の出展が目立ちます。韓国政府も2018年はVRとAR関連に760億ウォン、約7600万円の支援を行う予定です。SamsungやLGなどハードウェア企業だけではなく、ソフト・コンテンツでも世界に通用する企業を育てようと本気の姿勢を見せています。

VRゲームセンター スタートアップによる教育関連のVRコンテンツも増えている

 韓国のVRといえば、Samsungがさまざまな展示会でVRマシンを使った体験コーナーを設置するのが恒例となっています。日本でもGalaxy Studioが各地で展開され、VRマシンの楽しさを多くの人々に伝えています。しかしVRはまだまだ一般消費者にとって身近な存在ではありません。韓国に限らず、日本でもVR体験ゾーンを増やすことがVRの普及には必要でしょう。そのためにはスマートフォンメーカー自らが、VRを体験できる常設の場を数多く展開するべきでしょう。

VRゲームセンター スマホメーカーがVR体験ゾーンを積極的に広げるべき

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月29日 更新
  1. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  2. 「SuicaでJR東海エリアをまたげない」問題、ついに解消か JR東海社長「勉強している」【訂正】 (2026年09月27日)
  3. なぜドコモはahamoの大幅値上げを避けたのか? 段階制で安くなるケースと「アップセル戦略」の狙い (2026年09月26日)
  4. ドコモ値上げの背景は? 副社長が語るahamoの競争力と、「楽天モバイル意識」の本音 (2026年09月25日)
  5. ソフトバンクとLINEヤフーが「Yahoo!スマホ買取」を始めた理由 スマホ高騰時代に目指す「中古の循環」 (2026年09月28日)
  6. ドコモが低容量プラン「ドコモ mini2」発表 6GB/12GBの2段階で月額3278円/4598円 (2026年09月25日)
  7. 高額な「iPhone Duo」を横目にどう選ぶ? Androidフォルダブルスマホをお得に買う方法【2026年9月版】 (2026年09月27日)
  8. “iPhone 18難民”の買い替え先は? 最新「iPhone 18 Pro」と型落ち「17/17e/16」から最適解を考える (2026年09月25日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. パナの電動アシスト自転車、スマホ連携が可能に バッテリーの盗難防止や残量通知など 12月発売 (2026年09月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー