高速センサーは効果てきめん! 「Xperia XZ2」のカメラって正直どう?:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/2 ページ)

» 2018年07月29日 07時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 さてさて、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia XZ2」ファミリー。

 まもなくデュアルカメラのフラグシップモデル「Xperia XZ2 Premium」が登場するとか(ドコモ版/au版)、親会社のソニーが4800万画素のCMOSイメージセンサーを発表したとかいろいろあるけれども、とりあえずXZ2ファミリーの中核モデルの「Xperia XZ2」のカメラを試してみるのである。

 今回のレビューではau版の「Xperia XZ2 SOV37」を使うが、ドコモ版やソフトバンク版もカメラ回りの仕様は同じ。

 さてさて、どうなるか。

【作例差し替え】料理の写真をオムライスからとんかつに差し替えました。それに伴い、文章も一部差し替えました(8月3日11時)

XZ2のアウトカメラ Xperia XZ2のアウトカメラ。オートフォーカス(AF)センサー、LEDフラッシュやRGBC-IRセンサー(色のセンサー)がカメラの上に並ぶ。

高画素で速くてきれいなカメラがウリ

 Xperia XZ2のカメラのポイントは、高画素でなおかつ超高速なイメージセンサー。

 高速なイメージセンサーはソニーのお家芸。その構造上、CMOSセンサーは高速に移動する被写体を撮ると、読み出しが間に合わなくてゆがんで写ってしまいがちだが、読み出し速度をグッと上げると、それをゆがみを軽減できるのだ。

 さらに読み出しの高速さを生かした超高速連写や超スローモーションムービーにも対応できる。高速なセンサーじゃないと性能を上げられないのだ。

 つまり、高画素で速いセンサーがポイントだ。

 アウトカメラには、1920万画素の裏面照射型センサー「Exmor R for mobile」を搭載している。「モバイル機器用のExmor R」ですな。センサーサイズは1/2.3型で、一般的なスマホ用センサーよりちょっと大きめで、普及型コンパクトデジカメと同じサイズ。レンズは35mm判換算で25mmくらいな感じでF値は2.0。

 とりあえず「プレミアムおまかせモード」でいつものガスタンクから撮ってみる。

 ガスタンクにカメラを向けると、画面の右下に山のアイコンが出る。これは「風景」としてシーン認識されたっていう印。

ガスタンクにカメラを向ける ガスタンクにカメラを向けると「風景」と認識

 で、撮影した写真がこちら。

ガスタンク プレミアムおまかせモードで撮影したガスタンク

 鮮やかかつ爽やかで、シャドウ部もちゃんと締まっているし、空の青さもちゃんと「日本の夏の空」で、無理に深い青にしたりはしていない。四隅の劣化が目立たないのも良い。

 色鮮やかでくっきり系。拡大して見るとシャープネスが強めかなと思うけれど、ディテールの精細感はある。1920万画素センサーだし。

 プレミアムおまかせオートは、いろいろなシーンを自動認識してくれる。もうかなり前からシーン自動認識は当たり前のように搭載されていて、「料理」も認識する。

とんかつを認識 とんかつをちゃんと「料理」と認識
とんかつを撮る とんかつを撮影

 

室内でも鮮やかな色に。料理だからといってわざとらしい色の誇張などはなくリアルな感じ。

 夜になると「夜景」の時間。横浜のみなとみらいで撮ってみた。

夜景シーン みなとみらいの夜景もしっかり「夜景」と認識
夜景を撮る みなとみらいの夜景を撮影

 黒がギュッと締まった、キレイな夜景が撮れた。高感度時のざらつきは、ちょっと目立つかな。

 ちなみに、Xperia XZ2のカメラには「光学手ブレ補正」がないので、夜景撮影時には手ブレに要注意。

 ついでに昼間の洋館と、夕刻のみなとみらいも撮ってみた。

昼間の洋館 昼間の洋館
夕刻のみなとみらい 夕刻のみなとみらい

 洋館はディテールもつぶれずにちゃんと描写されてるし、色もリアルでキレイ。夕空もグラデーションも良い。

 「基本画質は高い」ってのがよくわかる。色もキレイ。

 で、面白いのがタッチAFのふるまい。撮りたい被写体をタッチすると、カメラがタッチした被写体を認識してその大きさに合わせた枠が出る。いわゆる「タッチ追尾フォーカス」だ。

大きな船を認識 タッチAFを使うと被写体を認識する。これはちょっとデカい被写体だけれど、小さいものでもそれなりに認識してくれる
氷川丸を撮影 ということで氷川丸

 上の写真、等倍で見るとディテールが荒れていて気になるけれど、何しろ1900万画素あるわけで、画面で普通に見る分には問題ない。

 この辺はなかなか面白い。

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