既報の通り、Googleは11月1日にAndroidスマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を発売する。
両機種はPixel(ピクセル)ブランドの端末として初めて日本でも販売される。Googleが培ってきた機械学習を活用したカメラ機能はもちろんだが、“日本独自仕様”となる「おサイフケータイ(FeliCa)」対応も見逃せない。
この記事では、写真を交えつつ日本仕様の両機種を解説していく。
ボディーは両機種ともにIP68等級の防塵(じん)・防水性能を備えている。カラーも両機種共通で、Cleary White(クリアリーホワイト)、Not Pink(ノットピンク)、Just Black(ジャストブラック)の3つを用意している。
背面だけをパッと見ると「画面サイズの違うだけの兄弟機」といった趣だ。
しかし、正面を見ると印象が異なる。
Pixel 3は5.5型フルHD+(1080×2160ピクセル)、Pixel 3 XLは6.3型QHD+(1440×2960ピクセル)有機ELディスプレイを搭載している。どちらも最近のトレンドを反映してか、四隅がカーブしている。
……のだが、両者にはノッチ(切り欠き)の有無という大きな差がある。Pixel 3は「ノッチなし」であるのに対し、Pixel 3 XLは「ノッチあり」なのだ。
画面のノッチに対する評価は人によって大きく分かれる。画面の解像度やサイズよりノッチの有無の方が気になるという人も、案外多いかもしれない。
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