ソフトバンクの「ホワイトプラン」をいまだ使い続ける理由と、迫るタイムリミット

» 2019年01月18日 13時37分 公開
[田中聡,ITmedia]

 筆者はプライベート回線でソフトバンクの「ホワイトプラン」をいまだに使っている。

 ソフトバンクといえば、大容量プランの「ウルトラギガモンスター+」が主力プラン。ギガモンスター+では毎月50GBのデータ通信が可能で、対象の動画サービスやSNSはデータ通信をカウントしない。しかも2019年4月7日までは、どのデータ通信も使い放題となるキャンペーンを実施中。データ通信をヘビーに使う人にとっては、非常にうれしいプランといえる。

ウルトラギガモンスター+ ソフトバンクは「ウルトラギガモンスター+」を主力プランとしてアピールしている
ウルトラギガモンスター+ ウルトラギガモンスター+の料金

 しかし筆者は、ホワイトプランとセットで契約するデータ定額「パケットし放題フラット for 4G LTE」の7GBと、テザリング契約から2年経過後に与えられる500MBを足した「7.5GB」でほぼ事足りている。データ容量が足りなくなって1〜2GBほど追加チャージする月もあるので、「10GB」程度あれば万全だ。

ホワイトプラン 「ホワイトプラン」の料金
ホワイトプラン 1月18日時点で、まだ2GBほどしかデータ通信を使っていない

 一方、ソフトバンクの現行プランで10GB程度をお得に使えるものがあるかといえば、「ノー」と言わざるを得ない。ソフトバンクは、毎月の通信量が変動する人向けに、段階制の「ミニモンスター」というプランも提供しているが、2GBを超えると月額5480円(税別、以下同)または6480円になり、ウルトラギガモンスター+よりも高くなってしまう。つまり2GB以上通信をする人は、新プランではウルトラギガモンスター+を選ぶしかないわけだ。

ミニモンスター 段階制の「ミニモンスター」は、2GBを超えると料金がウルトラギガモンスター+を超えるという巧妙な作りになっている

 ギガ単価は、814円のパケットし放題フラット for 4G LTEよりも、100〜120円のウルトラギガモンスター+の方がはるかに安い。ただし大容量の通信をしなければ、たくさん与えられたデータ容量も宝の持ち腐れになってしまう。

 ただ、条件によってはホワイトプランよりもウルトラギガモンスター+の方が安くなる。ここで2つのプランを比べてみよう。ウルトラギガモンスター+の通話プランは、従量課金のものを選んでいる。また月月割は、現在筆者に適用されている「iPhone X」のものを入れた。

  • ホワイトプラン(月月割あり)
    基本料金(934円)+ウェブ使用料(300円)+データ定額(5700円)−月月割(2602円)=4332円
  • ホワイトプラン(月月割なし)
    基本料金(934円)+ウェブ使用料(300円)+データ定額(5700円)=6934円
  • ウルトラギガモンスター+(1年目)
    基本料金(1500円)+データ定額(4980円)+テザリングオプション(500円)=6980円
  • ウルトラギガモンスター+(2年目)
    基本料金(1500円)+データ定額(5980円)+テザリングオプション(500円)=7980円

 月月割を加味すれば、ホワイトプランの方が圧倒的に安いが、2019年1月31日以降にホワイトプラン契約者が機種変更すると、月月割は適用されなくなる。ウルトラギガモンスター+は、基本プランにウェブ使用料の300円が含まれる他、新規契約または機種変更をすれば、1年目は1000円が引かれる。この1年目の料金(6980円)と、ホワイトプラン契約者の月月割がなくなった料金(6934円)は、ほぼ同じ。

 ウルトラギガモンスター+ではテザリング料金が別途500円かかるが、テザリングを使わないなら、1年目は6480円となりホワイトプランよりも安くなる。ホワイトプランには、ソフトバンク同士なら1〜21時まで通話が無料という特典はあるが、通話をあまりしない筆者にとってメリットは薄い。

 筆者が機種変更をするのは、次のiPhoneが発売されたときになりそう。機種変更をしなくても、iPhone Xの月月割が終了する2019年秋にはウルトラギガモンスター+に変更することになりそうだ。

 ただ、「ミニ」でも「ウルトラ」でもない7〜10GB程度を使える「ミドルギガモンスター」も欲しいところ。何事にも「松竹梅」がある方が多くのニーズを満たせると思うのだが、ソフトバンクの現行プラン(データ定額)では「竹」を選べない。ソフトバンクとしては、より多くのユーザーにたくさん通信してほしいのだろうが、“ほどほどの”データ容量があれば十分という人も多いのではないだろうか。

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