カメラはP30、P30 Proどちらも4000万画素の広角カメラをメインカメラとして用いる。しかし、複数カメラの構成や仕様はそれぞれ異なる。
P30は、4000万画素の広角カメラ(27mm)、1600万画素の超広角カメラ(17mm)、800万画素の望遠カメラ(80mm)で構成。P30 Proは、4000万画素の広角カメラ(27mm)、2000万画素の超広角カメラ(16mm)、800万画素の望遠カメラ(125mm)で構成され、さらに、精度の高い深度測定センサーとして用いる「ToFカメラ」も搭載している。
テーマである「Rewrite the Rules of Photography」の最も重要な要素と思われるのが、世界で初めて採用するという「RYYB」センサー。これまでに使われていた「RGGB」センサーに置き換えて導入されたもので、G(緑)ではなくY(黄色)にすることで、光を取り込む効率が40%以上も増すという。
光を取り込む効率を上げる複数の技術の導入により、P30 Proでは、スマホはもちろんデジカメとしても驚異的な最大40万9600相当のISO感度を実現。また、暗い場所やズーム操作時に手ブレせずに撮れるようにOIS(光学式手ブレ補正)も採用している。
前モデルP20/P20 Proから搭載されていたAIによる撮影機能も進化。三脚を使わずに、川の流れをスローシャッターで撮ったように滑らかに写せる他、ポートレート撮影時に背景も美しく写せる「AI HDR+」も搭載されている。
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