「HUAWEI P30」シリーズ徹底解説 Proは「暗所撮影」と「ズーム機能」が驚異のレベルに(1/4 ページ)

» 2019年03月27日 20時52分 公開
[村元正剛ITmedia]

 Huaweiは3月26日、フランス・パリにて「HUAWEI P30」シリーズの発表会を開催した。Pシリーズは、デザインとカメラ性能に注力した同社のフラグシップ。日本でも発売中の「HUAWEI P20」「HUAWEI P20 Pro」の後継モデルとして、「HUAWEI P30(以下、P30)」と「HUAWEI P30 Pro(以下、P30 Pro)」が発表された。

 グローバルでは、3月26日から随時販売されるが、具体的な販売国や時期は発表されなかった。しかし、日本で発売される可能性は高いと期待していいはずだ。発表会後は、ハンズオン会場にて実機に触れることができ、新しい機能のデモンストレーションを見ることができた。いち早く実機に触れた印象を交えつつ、HUAWEI P30シリーズの詳細をレポートする。

HUAWEI P30 発表された「HUAWEI P30」シリーズ
HUAWEI P30 座席ブロックの指定があり、日本メディアは会場半ばあたりからの取材となった。これは、スクリーンに投影されたリチャード・ユー氏(コンシューマービジネスグループのCEO)をHUAWEI Mate 20 Proの3倍ズームで撮影したもの

大画面ながら持ちやすいサイズ感

 「Rewrite the Rules of Photography(写真の法則を書き換える)」というキャッチを掲げて発表したP30シリーズ。進化のポイントがカメラにあることは明らかだが、まずはデザインの優位性をアピールした。

 6.1型の有機ELディスプレイを搭載するP30、6.47型の有機ELディスプレイを搭載するP30 Proともに、ベゼルを細くすることで大画面と持ちやすさを両立。さらに大容量バッテリーを搭載しつつ、軽量に抑えていることを、iPhoneとの比較を示して強調した。

HUAWEI P30 6.1型画面のP30は、同じく6.1型の「iPhone XR」より4.3mmも細く、6.47型のP30 Proも、画面サイズがほぼ同じ「iPhone XS」より4mm細い
HUAWEI P30 P30は3650mAhバッテリーを搭載しつ165g。P30 Proは4200mAhバッテリーを搭載しつ192g。ここでもiPhoneより優れていることをアピールした

 ベゼルを細くできた理由として、従来モデルではディスプレイ上部のノッチに搭載していた受話口を廃止し、ディスプレイに音響技術を取り入れたこと、そして、Mate 20 Proに続いてインディスプレイ指紋認証を搭載したことを挙げた。

HUAWEI P30 磁気浮上により音を発する新しいテクノロジーを導入
HUAWEI P30 Pシリーズでは初搭載となるインディスプレイ指紋認証。Mate 20 Proに搭載されたものより、アンロック速度が30%速くなっているという
HUAWEI P30 P30 Proは、IP68等級の防水・防塵(じん)にも対応している

 カラーバリエーションは両モデルともに5色。9層のカラーレイヤーを重ねることで、光の当たり方によって変化する美しい背面パネルを実現している。メインカラーは「Breathing Crystal」だが、日の出をイメージした赤い「Amber Sunrise」が発表された際は、会場に歓声が湧き、人気の高さをうかがえた。

HUAWEI P30 紙の100分の1の薄さである9層レイヤーによって、美しい表情を実現
HUAWEI P30 光の当たり方によって白に見えたり、ブルーに見えたりするBreathing Crystal
HUAWEI P30 メタル調で光沢が強いAmber Sunrise
HUAWEI P30 ホワイトをベースとするグラデーションカラーが美しいPearl White
HUAWEI P30 高級感あふれるミラー調仕上げのBlack
HUAWEI P30 周囲の環境によって表情が激しく変わるAurora

 ハンズオン会場で実機に触れてみたが、P30はスペックの数値から想像する以上に軽くコンパクトな印象で、小さめのスマホを求める人も触れてみる価値がありそうだ。P30 ProはMate 20 Proと同じように、ディスプレイの左右にカーブが施されている。画面端に指が触れても誤反応することはなく、細い部分までしっかり作り込まれている印象を受けた。

HUAWEI P30 P30はフラットなディスプレイを採用。片手で楽につかめるサイズ感だ
HUAWEI P30 P30 Proは左右端が曲面になったディスプレイを採用。ノッチがしずく型になったので、画面がより広く感じられる
HUAWEI P30 右側面に電源キーとボリュームキーを搭載。電源キーを1秒押し続けるとGoogleアシスタントが起動する
HUAWEI P30 底部にUSB Type-CポートとnanoSIMを2枚セットできるスロットを搭載
HUAWEI P30 P30 Proのカメラ。「クアッドカメラ」というより「トリプルカメラ+ToFカメラ」と呼ぶのが正解だろう
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