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移動に費やす時間を短縮! 社会人なら知っておきたい交通関連モバイルサービス3種モバイルdeワークスタイル変革(1/3 ページ)

» 2019年04月05日 06時30分 公開

 「仕事効率化」とはムダな時間を減らすこと。単純に考えれば時間短縮だ。一方で、時間をかけることで生まれるアイデアもあることから、仕事そのものを時短するのはなかなか難しい。

 仕事を効率化する上で取り組むべきは、ルーティンでできる事務作業や移動時間をできるだけ短縮し、余った時間をクリエイティブなことに費やすことともいえる。

 そこで、今回のモバイルdeワークスタイル変革ここでは移動時間を短縮できるサービスを3つ紹介したい。

航空機の「オンラインチェックイン」で時短

 移動に飛行機を使う場合、オンライン(Web)でチェックイン(搭乗手続き)を済ませておくと時短できる。例えば日本航空(JAL)は「タッチ&ゴー」「QuiC(クイック)」、全日本空輸(ANA)は「SKiP(スキップ)」という名称でWebチェックインサービスを提供している。

 オンラインチェックインの作業は簡単。Webサイトやアプリで必要事項を入力し、ボタンをタップ(クリック)するだけで済む。事前にチェックインしておけば、空港のカウンターでは手荷物を預けるだけになので、時間を短縮できる。一部の航空会社が一部の空港で導入している「自動手荷物預け機」を使えば、さらに時間を短縮できる。

 1〜2泊程度の出張なら通常、機内持ち込み荷物だけでも足りる。預ける手荷物がなければ、Webチェックインをしておくことで直接保安検査場に向かえるのでさらに時間を節約できる。

 Webチェックインは、ぜひ使うべき時短テクニックだ。

編集注:オンラインチェックインについて

 どの航空会社も、オンラインチェックインは出発の24時間前(一部36時間前)から受け付けています。ただし、航空会社の定める条件に当てはまると、オンラインチェックインができない場合もあります

 オンラインチェックインができない場合は面倒でも空港のカウンターでチェックインしてください。


JALアプリANAアプリ よく使う航空会社のスマートフォンアプリを使うと、Webチェックインはもちろん、予約や座席変更も簡単にできる(左がJALアプリ、右がANAアプリ:いずれもAndroid版)

 QRコードや「おサイフケータイ」を使った「モバイル搭乗券」を発券しておけば、搭乗券をプリントする時間も節約できる

 ただし、モバイル搭乗券をメールで受け取った場合はネットワーク環境がないと表示できないこともある。搭乗時間が迫っているときにメールが見つからず焦ったり、後ろの人を待たせたりするのも気まずい。

 あらかじめスクリーンショットを保存するか、iPhoneなら「Wallet」アプリにモバイル搭乗券を保存するなどの対策はしておきたい。

Walletアプリに保存したモバイル搭乗券 航空会社のiPhone(iOS)アプリの多くは、モバイル搭乗券を「Wallet」アプリに保存する機能を備えている。事前に保存しておけば、オフラインでもモバイル搭乗券を表示できる(画像はエールフランスのもの)
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