新型「AirPods」を試す 第1世代から何が変わった? 音質はどう?(2/3 ページ)

» 2019年04月13日 06時00分 公開
[井上晃ITmedia]

接続切り替えは確かに快適になった

 第2世代のAirPodsは、接続先の切り替えが最大2倍速くなったというので、これも検証してみた。

 一度接続を済ませれば、AirPodsをケースから取り出して耳にはめるだけで自動でペアリングが完了する。第1世代と正確に比べたわけでないが、このスピードもかなり速かった。

AirPods 右耳に装着したらすぐ「ブォン」と音が鳴り、左耳に付ける前に既にペアリングできてしまっていることも多かった

 AirPodsを片耳だけ装着していて、後からもう片方の耳に装着するといった場面では、すぐに両耳での視聴に切り替わる。こちらは装着して約2秒。音が不自然に途切れることもない。

 iPhoneで聴いていた音楽から、iPadでの動画視聴に切り替えるといった場面では、コントロールセンター内の操作でAirPodsの接続先を素早く切り替えられる。

AirPodsAirPods コントロールセンターの「ミュージック」の領域をプレス(3D Touch非対応端末では長押し)して(写真=左)、画面右上のアイコンをタップする(写真=右)
AirPods この画面で、AirPodsを選択するとペアリングが実行される

 こうした接続機器の切り替えには、第1世代のAirPodsでは10〜13秒くらいかかっていた。しかし、第2世代では4〜6秒ほどで接続が切り替わる。MacBook Proとの切り替えも検証したが、同じく4〜6秒程度だった。複数のApple製品を使っている人にとって、この差はかなり使用感を向上させるはずだ。

AirPods macOSでAirPodsを使うには、「システム環境設定」の「Bluetooth」画面から「メニューバーにBluetoothを表示」を有効にしておくと、画面上部のアイコンから素早く接続が行えて便利だ。また、iTunesでは、ウィンドウ内にあるメニュー(赤枠で明示)からも切り替えが行える

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