iPhoneの最新おすすめ機種は? 目的と価格で選ぶ(2019年版)(2/2 ページ)

» 2019年04月23日 17時00分 公開
[ITmedia]
前のページへ 1|2       

オススメiPhoneはコレ!

 上記4つのポイントを踏まえた上で、おすすめのiPhoneを5つご紹介します。

iPhone 7(32GB):「とにかく安いiPhone」重視のあなたに

iPhone 7

 iPhone 7の32GBは「とにかく安い値段でiPhoneを始めたい(買い換えたい)!」という人におすすめ。Apple Storeでの価格は5万800円と手頃です。この価格でもIP67等級の防水・防塵(じん)性能を備えていますし、FeliCa対応の「Apple Pay」を介して「iD」「QUICPay+」「Suica」も使えます。アプリの動作も比較的サクサクです。何より、コンパクトなのもいいですね。

 月額料金を安く抑えたい人にとっては、ドコモの「docomo with」に対応していることや、大手キャリア系の格安通信サービスでも購入できることも見逃せません(docomo with対応は6月30日終了予定)。キャリア経由で買ってもメリットの大きいモデルといえます。

iPhone 8 Plus:「大画面×ノッチなし」を求めるあなたへ

iPhone 8 Plus

 iPhone 8は「大画面なiPhoneが欲しいけれど、画面のノッチ(切り欠き)が気になってしょうがない」「大画面がいいけれど、Touch ID(指紋センサー)の使い勝手が忘れられない」という人におすすめ。Apple Storeでの価格は7万8800円(64GBモデル)または9万5800円(256GBモデル)です。

 この機種の事実上の後継に当たるiPhone XS Maxは「Face ID」(赤外線カメラ+赤外線ライト)の採用により画面にノッチが付きました。ワイドな写真や動画を画面いっぱいに、くまなくキレイに表示したい人にとっては、最良の選択肢です。デュアル構成のアウトカメラでボケ撮影もバッチリです。

iPhone XS:コンパクトなハイエンドを求めるあなたに

iPhone XS

 iPhone XSは「とにかくハイエンドなiPhoneがいいけれど、大きすぎるのはちょっと……」という人におすすめ。Apple Storeでの価格は11万2800円(64GBモデル)、12万9800円(256GBモデル)、または15万2800円(512GBモデル)です。

 インカメラと一緒に搭載されているFace IDによって、顔認証だけではなく自撮りポートレートも実現。「インカメラでもアウトカメラでもボケ命!」という人にも持ってこいです。

 「大画面も捨てがたい」という人は、ディスプレイのサイズと解像度がアップしたiPhone XS Maxもあります。Apple Storeでの価格は12万4800円(64GBモデル)、14万1800円(256GBモデル)、または16万4800円(512GBモデル)です。

iPhone XR:“いろいろな色”から選びたいあなたに

iPhone XR

 iPhone XRの魅力は、何といっても5つあるボディーカラー。ホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラルと(PRODUCT)REDの中から、自分の好みに合わせて選べます。Apple Storeでの価格は8万4800円(64GBモデル)、9万800円(128GBモデル)、または10万1800円(256GBモデル)です。

 2018年に発売された最新iPhoneの中では「廉価版」という位置づけで、アウトカメラもシングル構成ですが、A12 Bionicプロセッサを活用することでシングルカメラでもポートレート撮影ができるようになりました(一部制約あり)。Face IDを備えているので、インカメラではハイエンドモデルと同様のポートレート撮影が可能です。

 10万円程度で256GBモデルが買えるので、「ストレージ容量命だけれど、予算はなるべく抑えたい」という人にもピッタリ。アプリ、写真、動画や音楽をたっぷり保存したいなら要チェックです。

 ちなみに、5色のうち「(PRODUCT)RED」は特別な位置付けで、購入金額の一部が「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付されます。価格はその他4色と変わりないので、少しでも社会貢献したいという人はお見逃しなく。

iPhone SE:性能よりもコンパクトさを優先したいあなたに

iPhone SE

 「iPhone SE」は、ここまでご紹介してきたどのiPhoneよりもコンパクトであることが特徴。Apple Storeでの取り扱いは終了していますが、一部のキャリアや格安SIM事業者では店頭在庫限りで販売しています。Y!mobileはオンラインストアでの販売も続けていて、32GBモデルは3万2400円(税込)、128GBモデルは5万7564円(税込)となっています(2019年4月23日現在)。

 とにかくコンパクトで価格も手頃ですが、スペック的には2015年発売の「iPhone 6s」相当。処理速度の面では現行機種から明らかに差を感じます。それでも「とにかくコンパクトさを優先したい!」という人や、「通話中心の2台目スマホがほしい!」という人におすすめです。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月06日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  6. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  7. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  8. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  9. NHK ONE、簡単には「閉じられないメッセージ」表示へ 目的は“NHK受信料”の徴収 なぜ強引な仕様に? (2025年11月12日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー