人に手渡す必要がなく、機密性のない書類は、PDFファイル化して携帯すると楽だ。書類としての重さもないし、複数デバイス間で共有もできて管理しやすい。
スマホのカメラを使えば、写真を撮るだけでいつでもどこでもすばやく書類をPDF化できる。スマホやタブレット向けにはすでに書類を保存するための「スキャナアプリ」が多く存在するので、自分に合うものを活用すると良いだろう。ただし、端末間の連携や端末故障時などのリスクを考えると、クラウド(オンラインストレージ)と連携できるものが良い。筆者としては、OSを問わず使える「Adobe Scan」アプリをおすすめしたい。
Adobe Scanは、カメラで撮影した写真をトリミングし、PDFとして保存できるアプリ。撮影した文字をテキストに起こすOCR機能も備えているものの、残念ながら日本語には対応していない(一部言語のみ対応)。
Adobe Scanで保存したPDFファイルは、同社の「Acrobat Reader」アプリで管理できる。「Adobeアカウント」でログインすれば、デバイスを問わず、つまりPCからでも内容を確認できる。署名やテキストも簡単に入力(追加)できるのもメリットだ。
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